デッドスペースを活用!DIYで収納力を上げる。初心者のためのDIY心構え7カ条
5. 最低限揃えておきたい、DIYアイテムはこれ!
ホームセンターに行くと工具がたくさん揃っていますが、はじめからフル装備にする必要はありません。棚などは、測定用のメジャー、電動ミニドリルだけで作れるものもあります。電動ミニドリルは、木材に下穴を開けたり、ビスを埋め込んだりする時に大活躍。作業をしていると、いちいち先端のパーツを付け替えるのが面倒になるはず。約3,000円の安価なものもあるので、穴開け用、ネジ締め用の2台あると便利。
電動ドリル&ドライバーは数万円するものもあるが、初心者はこれで充分。ドリルやドライバーの先端工具数種類がセットになっている。
2つの水平気泡管で水平、垂直の測定ができる。棚を打ち付ける時や、作った棚を設置する時にあると便利。
ステンレス製メジャーは必須アイテム!高さを測る時など、メジャー幅が広いほうが折れにくくて測りやすい。
レーザーを使い、ボタンひとつで距離や面積が測定できる。床から天井などメジャーで測りにくいところでも大活躍。
6. ホームセンターのプロにどしどし頼るべし!
ホームセンターに行けば、工具や材料に精通したスタッフがいるので、製作についてわからないことがあれば聞いてみましょう。また、初心者にとってハードルが高いのは木材のカット。ノコギリで木材を真っすぐ切るのは難しく、木くずが出るのも困りもの。多くのホームセンターでは木材カットサービスがあるので活用を。木材を事前に希望サイズにカットしておけば、家では組み立てからスタートできます。
7. 塗装や大物家具づくりなど、少しずつステップアップを。
初心者は塗装済み木材を使い、簡単な棚から作ってみて、それが成功したら「ペンキを塗って自分好みの色にする」「重いものが載せられる棚を作る」「壁紙の張り替えに挑戦する」など、少しずつステップアップしてみましょう。塗装は見た目だけでなく、木材の保護や腐食防止の意味合いも。水性塗料は撥水性や防腐性を兼ね備えたものもあり、使った刷毛を水洗いしやすい。においも少ないので初心者におすすめです。
カインズ 幕張店
全国各地に展開。工具が揃った作業スペース「カインズ工房」(有料)や、知識が豊富なDIYキャプテンがサポートする「DIY Square」がある店舗も。ワークショップも実施。
千葉県習志野市芝園1・2・1
TEL.047・408・2500
DIYキャプテン
東岡優子さん
『クロワッサン』1138号より
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