ものが多い人。山本亜由美さんの上手な見せ方、隠し方の実例
ものを何でもしまう収納が、片づけの正解ではありません。ものが多くても、少なくても、心地よい空間を維持している人の実例を紹介します。
撮影・黒川ひろみ 構成&文・板倉みきこ
山本さん|見せる、隠すの線引きはしっかりつける。
ものをしまったカゴは、必ず目隠し用の布をかけて。
カゴは布で覆って目隠し。見た目がすっきりまとまるし、ホコリよけにもなるので便利。手前はザルを収納、奥左はインド料理に使うスパイスをまとめたもの、奥右はとりあえずの収納用。
細々したものは、小引き出しを 活用。
ダイニングテーブルの後ろに置いた、アンティークの小引き出し。引き出しは全部で31。筆記用具や薬、メモ類など、出しっ放しにしたくない、細々としたものを分類して入れている。
料理の効率を上げるため、調味料用の棚をDIY。
レシピ考案も手がけるほど料理好きで、調味料も豊富に所有。シンクの壁に調味料をぎっしり並べられる棚をDIYで作り、すぐ手が届く位置に。おかげでグンと料理しやすくなった。
ディスプレイエリアは、植物の力でいつも新鮮。
お気に入りを集めた窓辺のディスプレイには、必ず生花や草木も飾る。生き物は変化するので、ものの入れ替えが自然と生まれ、手入れを怠らなくなり愛でる楽しみが増す。
『クロワッサン』1138号より
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