ものが少ない人。小山田早織さんの上手な見せ方、隠し方の実例
ものを何でもしまう収納が、片づけの正解ではありません。ものが多くても、少なくても、心地よい空間を維持している人の実例を紹介します。
撮影・黒川ひろみ 構成&文・板倉みきこ
小山田さん|ものを管理しやすい、5割収納を実現。
洋服は基本かける″収納。 所有品を把握しやすい。
クローゼット内の洋服はハンガー掛けが基本。畳むとシワになるので、インナーやTシャツなども同様。すべてかけてあると、コーディネイトを考えやすくなるという利点も。
一つ一つが見やすく、見た目も美しい収納方法。
ものの収納は“可視化”すれば死蔵品が出ない。アクセサリーはセレクトショップのディスプレイを参考に、見せ方を工夫したスタイルにして、視覚的な美しさも大事にしている。
テレビの脇に設えた、見せる棚と隠す引き出し。
リビングルームの収納スペース。一番下は子どものゲーム機やヨガマットを入れる“隠す”用の引き出し。そのほか3つの棚は、アロマディフューザーや時計などを美しくディスプレイ。
手入れが行き届く、5割収納の クローゼット。
お気に入りの厳選を繰り返し、今は5割収納が実現。新しいものが1点増えたら、1点手放すのがルール。ゆくゆくはここを、成長した息子2人の収納スペースに譲ることも考えている。
吊るせないものは、畳んで棚置きかカゴに入れる。
何を持っているかを忘れてしまうので、引き出しや収納ケースは使わない。形崩れするニット類はカゴに入れ、デニムは畳んで棚置きに。見せる収納スタイルを徹底している。
『クロワッサン』1138号より
02 / 02
広告