エッセイスト・仁平綾さんが推薦 京都の個性派新刊書店
昔ながらの書店が減る一方で、魅力的な書店も全国で増えている。編集者でエッセイストの仁平綾さんが推す、通いたくなる書店とは。
撮影・黒川ひろみ 文・長谷川未緒
選書に愛を感じる、書店を超えた存在
恵文社一乗寺店(京都)
「書店というより“恵文社”という1ジャンル」とエッセイストの仁平綾さんが惚れ込むのは、“本にまつわるあれこれの店”だ。
「書店フロアのほか、生活道具や食品、文房具を扱うフロアが地続きで並び、“ハーブティーを買うように本を買う”が叶う、暮らしと本の距離を縮めてくれる存在」
京都市左京区一乗寺払殿町10
TEL.075・711・5919
営業時間:11時〜19時(年末年始除く) 元日休
意外な取り合わせなのに、妙にしっくりきます
本と野菜OyOy(オイオイ)(京都)
京都でオーガニック野菜の定期宅配を行う『坂ノ途中』と、東京・神楽坂の書店『かもめブックス』を運営する「鷗来堂」が協同する書店。
「本棚の横で売られている野菜を吟味したり、本に囲まれながら季節の野菜を味わったりすることが愉しい。おやつタイムの読書には、キャロットケーキをぜひ!」
京都市中京区場之町586・2 1階
TEL.075・744・1727
営業時間:11時〜20時(月・水・木曜)、11時〜21時(金・土・日曜) 火曜休
『クロワッサン』1136号より
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