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【さわらとレンズ豆のカレー煮込み】中川たまさんの切り身で簡単、極上の煮魚

出かける前に、切り身をヨーグルトとスパイスに漬け込んでおくと、帰宅後に10分煮込めば魚のカレー煮のできあがり。レンズ豆は浸さずにすぐ使えるから、タンパク質を補強したいときに重宝。鯖を使ってもおいしくできる。

撮影・黒川ひろみ スタイリング・矢口紀子 文・松本あかね

ビールに合う魚のカレーを今夜の主役に

さわらとレンズ豆のカレー煮込み
さわらとレンズ豆のカレー煮込み
ヨーグルトとカレー粉をなじませ臭みを取る。一晩おいてもよい。
ヨーグルトとカレー粉をなじませ臭みを取る。一晩おいてもよい。
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さわらとレンズ豆のカレー煮込み
ヨーグルトとカレー粉をなじませ臭みを取る。一晩おいてもよい。

材料(2人分)
さわら 2切れ
塩 2つまみ
A[ヨーグルト 1/4カップ カレー粉 小さじ1]
玉ねぎみじん切り 1/2個分
レンズ豆 30g
梅干し(種を取って叩いたもの)1個分
カレー粉 大さじ1
水 1カップ
パクチー 適量
油 適量

作り方
1. 塩を振って水気を取ったさわらをAにつけ、1時間以上おく。
2. 鍋またはフライパンを中火で熱し、油をひいて玉ねぎを炒める。しんなりしたらレンズ豆、梅干し、カレー粉、水を加えて煮る。沸いたらさわらを液ごと加え、蓋をして10分煮込む。
3. 器に盛り、刻んだパクチーを添える。

おいしく煮上げるポイント

煮魚料理に共通する下拵え。切り身1切れあたり1つまみの塩を両面に振って15分おき、ペーパーで水気を取る。1つまみは指3本で取った量。
煮魚料理に共通する下拵え。切り身1切れあたり1つまみの塩を両面に振って15分おき、ペーパーで水気を取る。1つまみは指3本で取った量。

「ポイントは最初のひと手間と中火の火加減。ほかにコツがいらないのが煮魚のいいところ」と料理家の中川たまさん。「あとは根菜・豆腐・乳製品など素材との掛け算でアレンジできます」

そのひと手間とは。「切り身に塩をして15分おく。臭みや余分な水分を抜いて魚本来の旨みを引き出します」

鍋はアルミや銅の熱伝導のよいものを。直径20〜22cmのサイズなら、切り身2切れが煮汁に浸かりちょうどいい。煮る時間は5〜10分程度。身が白っぽくなり、ぷりっ、ふっくらと弾力が出たら火の通ったサインだ。

  • 中川たま

    中川たま さん (なかがわ・たま)

    料理家

    季節の恵みを大切にしたレシピとおしゃれな器使いが人気。海の幸に恵まれた神奈川・逗子在住。近著『たまさんと魚料理』が重版決定!

『クロワッサン』1129号より

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