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「雅楽師」東儀秀樹さんが手みやげに推薦!『PÂTÉ屋』の「レバーパテとクリームチーズペースト」

撮影・青木和義 文・辻さゆり

知る人ぞ知る洋惣菜店の、完璧なコンビネーション。

左は素材の甘味を塩だけで引きだしたレバーパテ 100g 660円、右はクリームチーズペースト(ブルーチーズ、オレガノ、タイム、 ローズマリー、バジル入り) 100g 600円。
左は素材の甘味を塩だけで引きだしたレバーパテ 100g 660円、右はクリームチーズペースト(ブルーチーズ、オレガノ、タイム、 ローズマリー、バジル入り) 100g 600円。

雅楽師(ががくし)・東儀秀樹さんが薦める手みやげは、東京・世田谷区にある『PÂTÉ屋』で販売しているレバーパテとクリームチーズペーストだ。

「近所にある知る人ぞ知るお店です。店主の女性はヨーロッパに住んでいたこともあって、おいしい食材の組み合わせを知り尽くした方。なかでも僕が好きなのがレバーパテとクリームチーズペーストで、ある時、薄切りにしたバゲットに、両方をたっぷりのせて食べてみたらすごくおいしかった。手みやげには自分の好きなものを持って行きたいので、いつもこの2つをセットにして、一緒に食べてと伝えて渡しています」

店主の林のり子さんが閑静な住宅街にある自宅の一角を増築し、この店をオープンしたのは51年前。子どもの離乳食として作ったレバーパテが評判となったのが始まりだ。店内のショーケースには、看板のレバーパテをはじめ、イカの墨煮やニシンの酢漬け、砂肝カレー風味などの洋惣菜が並んでいる。

「手みやげはありきたりでなく、『え! これどこで手に入れたの?』といったちょっと引っかかりがあるものにしたい。『近所で手作りされたものなんだよ』と伝えれば話題も広がり、考えて選んでくれたんだなと思ってもらえます」

「高級なワインを飲んでいるとよく誤解される」という東儀さんが、このパテとチーズに合わせている飲み物はコーラ。

「それも昔ながらのクラシックコーラ。僕はカロリーゼロのダイエットコーラはコーラと認めていないんです(笑)」

『PÂTÉ屋』には庭を望むカフェスペースもあり、コロナ禍前は月に1回、ここで演奏会を開いていた。最近は17歳の息子と演奏することも増えた東儀さん。

「ここのところひらめいて、ポップスの曲がたくさんできています。いつかまた息子と一緒にここで演奏したいですね」

「雅楽師」東儀秀樹さんが手みやげに推薦!『PÂTÉ屋』の「レバーパテとクリームチーズペースト」

●PÂTÉ屋(ぱてや)
東京都世田谷区玉川田園調布2・12・6 
TEL.03・3722・1727 
営業時間:11時〜18時、日・月・火曜休。
一部商品通販あり。
https://pateya1973.stores.jp

  • 東儀秀樹

    東儀秀樹 さん (とうぎ・ひでき)

    雅楽師

    1959年、雅楽を世襲してきた楽家(がっけ)に生まれる。宮内庁楽部を経て独立。ジャンルの垣根を越えた独自の曲創作や演奏活動を行っている。

『クロワッサン』1124号より

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