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「文筆家」桜井かおりさんが手みやげに推薦!『シヅカ洋菓子店 自然菓子研究所』の「クッキー缶(No.1 Shizuka Biscuit)」

撮影・青木和義 文・辻さゆり

素材の良さをじっくりと味わえる力強いクッキー。

写真の「No.1 Shizuka Biscuit」は、ハニー、紅茶、全粒粉、ダブルカカオ、レーズン、フロランタンの6種類の詰め合わせ(¥5,983(税込))。店舗は[三田本店]のほかに、[銀座5丁目店]もある。
写真の「No.1 Shizuka Biscuit」は、ハニー、紅茶、全粒粉、ダブルカカオ、レーズン、フロランタンの6種類の詰め合わせ(¥5,983(税込))。店舗は[三田本店]のほかに、[銀座5丁目店]もある。

東京・松陰神社前にあった伝説のカフェ『カフェロッタ』の元オーナー、桜井かおりさんのお気に入りの手みやげは、『シヅカ洋菓子店』のクッキーだ。

「お店を閉める時にお客様からいただいたのが最初です。ずっしりと重かったのが印象的でとてもおいしく、すぐに私の手みやげリストに加えました」

『シヅカ洋菓子店』のクッキーは、サステナブルな栽培方法で収穫された原料を極力使用し、シンプルな工程で本来の旨味を最大限に引き出している。

「仕事柄、クッキーは作ることも食べることも多かったから、食べてみて材料の良さがすぐにわかりました。いつも銀座のお店で30〜40分並び、自分用にもバラ売りのものを買います。クッキー缶って『次はどれを食べようかな』と考えながらパクパク食べてしまうものじゃない? でもシヅカさんのクッキーは一枚で充分満足できる。このクッキーを差し上げると『さすが、かおりさん!』って言われるんですよ。イエーイ!(笑)」

桜井さんの明るい人柄とおいしいカフェメニューに魅せられ、全国から足を運ぶファンが絶えなかった『カフェロッタ』。建物の老朽化による閉店から2年半、ずっとカフェのイベントは断ってきたが、最近その気持ちが変わりつつある。

「一回きりということでカフェのイベントに一日参加。来てくださった方々から手みやげもいただいたのですが、皆さん、インスタを読んでくださっているようで、大好きだったビールがアレルギーで飲めなくなったことを知って、『だからワインにしました』とおっしゃる方も。私のことを考えて選んでくださったことが伝わってきて、うれしくなりました。やっぱり私は人と接する飲食という仕事が好きなんだなあ、と改めて感じています。またお店をもつことは150%ありませんが(今のところ)、幸せな一日でしたね」

「文筆家」桜井かおりさんが手みやげに推薦!『シヅカ洋菓子店 自然菓子研究所』の「クッキー缶(No.1 Shizuka Biscuit)」

シヅカ洋菓子店 自然菓子研究所(シヅカようがしてん しぜんがしけんきゅうじょ)
[三田本店]東京都港区三田5・4・10 
TEL.03・6381・7770 
営業時間:11時〜18時、火曜休。
オンライン販売あり。https://www.shizuka-labo.jp

  • 桜井かおり

    桜井かおり さん (さくらい・かおり)

    文筆家

    保険会社、テディベア専門店を経て、2001年『カフェロッタ』をオープン。’21年に建物老朽化のため閉店。著書に『カフェロッタのことと、わたしのこと』『マダム・ロッタとパリ行かない?』(共に旭屋出版)など。

『クロワッサン』1117号より

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