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インテリアスタイリストのみつまともこさんが手みやげに推薦!『小久保商店』の「大納言あんみつ、こしあんみつ」

撮影・青木和義 文・辻さゆり

こだわりの寒天に豆、黒蜜を使った涼やかなデザート。

寒天は伊豆産の上質な天草を使用し、黒糖を使った黒蜜や銅鍋でじっくりと煮詰めた赤豆など、創業当時から変わらぬ製法を貫いている。写真左の「大納言あんみつ」(200g)475円、右の「こしあんみつ」(200g)432円。季節限定のあんみつや白玉も。
寒天は伊豆産の上質な天草を使用し、黒糖を使った黒蜜や銅鍋でじっくりと煮詰めた赤豆など、創業当時から変わらぬ製法を貫いている。写真左の「大納言あんみつ」(200g)475円、右の「こしあんみつ」(200g)432円。季節限定のあんみつや白玉も。

イベントやショップのディスプレイ、雑誌などのインテリアのスタイリングを手がけている、みつまともこさんが今夢中になっている手みやげは、目黒区東山にある老舗『小久保商店』のあんみつだ。

「あんみつの種類が豊富で、わらび餅など寒天以外の甘味もあるのですが、すべてが買いやすいお値段でとてもおいしい。実家やママ友をはじめ、お宅に遊びに行く時や、食事会の気軽な手みやげとしてよく持って行きます」

小久保商店は昭和21年創業。もとは寒天の卸売りだったこともあり、伊豆産の天草(てんぐさ)を使った寒天にはこだわりがある。

「寒天ものが大好きなのでいろいろ買ったのですが、小久保商店のものは程よいコシがあって、ちゃんと寒天の味がする。さらりとして甘すぎない黒蜜とよく合います。お店では寒天や黒蜜、赤豆などを個別に買うこともできるので、寒天と黒蜜だけのヘルシーなデザートにしたり、赤豆を増量したり、季節のフルーツをのせたりしてカスタマイズできるのも楽しい。特にアイスクリームをのせると、抜群においしくなるんですよ」

ガラス好きで著書も出しているみつまさんは、いつもお気に入りのガラスの器に移して食べているそうだ。

「ガラスには光を集めて中のものをきれいに見せるという特徴があります。寒天を入れると見るからに涼しげなデザートになり、これからの季節にぴったりです」

手みやげにする際に心がけているのは、「外側に少しだけ手をかける」こと。

「100円ショップでも手に入るカゴや、かわいい保冷バッグに、このあんみつをいくつか詰めて差し上げると見栄えもよく喜ばれます。人にちょっとしたものを差し上げる時は、手ぬぐいなどの布物で包むだけでかわいくなりますよ。カゴや布、保冷バッグはその後、使ってもらえるので、プラスαの手みやげになるんです」

インテリアスタイリストのみつまともこさんが手みやげに推薦!『小久保商店』の「大納言あんみつ、こしあんみつ」

●小久保商店(こくぼしょうてん)
東京都目黒区東山1・16・16 
TEL.03・3713・3974 
営業時間:9時〜18時、日・第3土曜休。

  • みつまともこ

    みつまともこ さん

    ディスプレイデザイナー、インテリアスタイリスト

    展示会やショップのディスプレイ、雑誌・書籍のスタイリング、飾り方のアイデア提案で活躍中。著書に『飾る暮らしの作り方』『暮らしの図鑑 ガラス』(共に翔泳社)。インスタグラム@mitsumatomoko

『クロワッサン』1120号より

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