くらし

ハワイの自然保護に触れられるスポットでショッピングを楽しもう！

Malama（マラマ）は「思いやりの心」を意味するハワイ語。今のハワイではこの優しい心で美しい自然を守ろうという気運が高まっています。本記事ではぜひ訪れてほしい、楽しみながらハワイの環境保護の取り組みに触れられるスポットを2つ紹介します。

2022.11.01

撮影・内田恒、熊谷晃　コーディネーター・工藤まや　構成＆文・阿部有希　協力・ハワイ州観光局

国産のお魚をもっと身近に

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あの有名な映画のロケ地『Kualoa Ranch（クアロア・ランチ）』はハワイ固有の植物が満載

『ジュラシックワールド』や『ゴジラ』などの人気ハリウッド映画が実はハワイで撮影されていた事をご存知ですか？

ロケ地として使われたのが『Kualoa Ranch（クアロア・ランチ）』。雄大な自然の中で様々なアクティビティを体験できるスポットです。ワイキキから車で１時間ほど、オアフ島の北東に位置し、壮大な山並みや大草原、プライベートビーチなどを含む4000エーカー（東京ドーム約450個分）もの広大な敷地を有します。

クアロア・ランチで育った牛を加工したステーキ肉やハンバーグパティは絶品。有名シェフも買い付けにきます。

敷地内の養魚池で養殖された牡蠣はとにかく大人気。マーケットでもあっという間に売り切れてしまいます。

乗馬体験や映画のロケ地巡りなどに加え、最近人気急上昇なのが「アロハ・アイナ・ツアー」。トロリー（バス）に乗ってハワイの農作物について学びながら敷地内を巡るツアーです。クアロア・ランチで育った農作物や養殖されている魚介を試食できる時間が用意されているのも人気の理由。

そして曜日があえば必ず立ち寄って欲しいのが敷地内で木～日曜の10:00～17:00で開催されるファーマーズ・マーケット『Kualoa Grown（クアロア・グロウン）』。クアロア・ランチ敷地内で育った朝採れ野菜やフルーツ、牧場育ちのビーフ、チキン、ポークなど、新鮮で美味しい食材がズラリと並びます。輸送コストがカットされる地産地消スタイル。ローカルのスターシェフの中にもクアロア・グロウン食材が好きな人も多く、よく買い付けしている姿を見かけます。養殖の牡蠣は特に人気で、早めにチェックしてください。その他、クアロア・グロウンのカカオやコーヒー豆もあり。ハワイ通なお土産としてオススメ。

『Kualoa Ranch（クアロア・ランチ）』
49-560 Kamehameha Hwy, Kaneohe HI
808-237-7321
7:30～18:00　クリスマス・元旦休
www.kualoa.jp/

アロハ・アイナ・ツアー（1.5時間）：大人＄51.95、子供（10～12歳）＄36.95
映画ロケ地ツアー（1.5時間）：大人＄51.95、子供＄36.95
クアロア・グロウン・マーケット：木～日曜（10:00～17:00）

世界的なミュージシャンが子どもたちを巻き込んで取り組む環境保護活動。グッズも必見！

続いて紹介するスポットは『Kokua General Store（コクア・ジェネラル・ストア）』。地球に優しい個性的なお土産が手に入るスポットです。

オーナーはサーフ・ミュージックの第一人者として世界中から愛されるJack Johnson（ジャック・ジョンソン）。サーフィンの聖地と言われるオアフ島のノースショアで生まれ育った彼は、プロサーファーとして活動した後、資源を有効活用する教育を行う非営利団体『Kokua Hawaii Foundation（コクア・ハワイ・ファンデーション）』を主宰しています。

団体の活動は地域を巻き込んで展開され、資源を大切にする運動を学校ごとに競うプログラムでは、賞品にジャックのライブチケットを設定したりとユニーク。他にも、団体で購入した広大な土地の中の荒地を耕して畑を作り、作物が育つ過程を地域の子どもたちと楽しむといったことも。

ファーマーズスタイルのスタッフがお店のコンセプトを説明してくれました。子供達のプログラムも充実。

『Kokua General Store（コクア・ジェネラル・ストア）』ではSDGsなショッピングを。「ノースの街からプラスティックをなくそう！」とテーマをかかげ、店内にはプラスティック・フリーのエコバッグや、リフィル売りのリキッド（シャンプやハンドソープはもちろん、ディッシュウォッシュやランドリーソープまで）、繰り返し使えるフードバッグなど、日本では見かけないような環境に優しい商品がズラリ。お土産にもぴったりなおしゃれでエコフレンドリーなアイテムが充実しています。