【試して納得】超薄手で温かい、女性を冷えから守ってくれる腹巻と腹巻パンツ。
撮影・中島慶子 文・板倉ミキコ
エイジングの階段を少しでもゆっくり登るため、自分の中で禁じていたのが腹巻とガードルです。
それらに体を預けた途端、自らの努力を放棄し、何かに負けてしまう気がしていました。出自は明らかではないのでもはや妄想かもしれませんが、フランスの女優だったか、女性の美に一家言あるファッションエディターだったか……。「ガードルを履いたら女はおしまい」などとのたまった言葉をずっと信じ続けていました。
筋肉が少なく、冷えやすい女性の体。特にお腹やお尻周りが冷えることで、下半身のむくみや血流の滞りを加速させてしまいます。
婦人科系のトラブルは下半身の冷えがもたらすことも多々。産婦人科医で東洋医学にも精通する方に「仙骨(骨盤の後ろ中央部にある三角形の骨)周辺を温めると、冷えと婦人科系のトラブル対策に効果的」とも聞いたことがあります。そこで役立つのが、腹巻パンツであり、腹巻なのです。
とは言え、モコモコの毛糸のパンツを履いた自分は流石に許せない。そこでたどり着いたのが超薄手で、触り心地もフィット感も素晴らしいこちら。
オーストラリア産の最高級の超極細繊維「スーパーファインウール」を使った、滑らかで保温性の高い一枚。ウールはチクチクするという先入観を覆す、すべすべの肌さわりがなんとも言えません。ネットに入れて洗濯機で洗えてしまうお手入れの簡単さも嬉しい限りです。
腹巻パンツ、腹巻ともに縫い目がないからアウターに響きにくく、伸縮性のあるリブ編みで冷えが気になる場所はしっかり包み込むので、誰にも気付かれずに(気付かれたっていいのかもしれませんが)保温下着の恩恵にあやかれます。
お腹とお尻が温められる、この極上の感覚。ここ最近、睡眠時の腹巻パンツ着用は欠かせないものになってしまいました。この調子では、最高のガードルを見つけてしまう日も近いかもしれません。(ライターMikiko)
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