文具王 高畑正幸さんが選ぶ。ひと工夫ある最新文具。
文房具がますます使いやすく楽しくなっています。お店やメーカー、文房具好きの人々に、おすすめを聞きました。
撮影・黒川ひろみ 文・長谷川未緒
高畑正幸(たかばたけ・まさゆき)さん
文房具の情報サイト「文具のとびら」編集長。文具会社勤務を経て、現在は商品企画、各種文具イベントを行う。
軽い力で、角を丸くカット。
とがった角を丸くするコーナーカッター。角の大きさは3サイズから選べる。「私はラミネートしたPOPの角を丸くするのに使っていますが、名刺やカードなど、身の回りのさまざまなものにおすすめです」
ノック式で、キャップをなくす心配なし。
空気中の水分を吸収する特殊なインク使用で、ペン先が乾かないノック式水性サインペン。「キャップの開閉で手が汚れず快適」(高畑さん)、「インクがにじみにくく用途いろいろ」(菅さん)、「豊富な36色展開」(ロフト広報)
四角いから角も細部もぬりやすい。
紙の角までしっかりぬれる四角い形状のスティックのり。立てて置けて、転がりにくい。乾くと色が消えるタイプほか全3種。「四角いのりに円形キャップをつけたところが発明。密閉できるので、乾きにくいです」
固定できて、片手で使えるテープカッター。
軽量で、底面に吸盤が付いているから平らで滑らかな水平面に吸着固定できる。「置くだけで付き、簡単に外せる」(高畑さん)、「特殊加工刃だから軽い力でよく切れ、切り口がぎざぎざにならずにキレイ」(ロフト広報)
『クロワッサン』1018号より
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