知らなかったでは済まされない。押さえるべきデジタル新常識。
イラストレーション・三東サイ
Q.すぐ返事ができず迷惑をかけているかも。
A.最低1日1回はチェック、もしも遅くなるのなら前もって伝えてあげて。
仕事や家事で忙しく、どうしてもSNSをチェックする時間が取れないという人もいるはず。
「生活スタイルは人それぞれなので、逐一確認する習慣がないこと自体は、問題ありません。ですが、緊急の場合に備えて、1日1回は確認するよう心がけてみてください。もしくは、〈あまりSNSを見られないので大事なことは電話か対面で〉と伝えておくと、大きなトラブルは避けられるでしょう」
Q.グループトークの動きが速くて内容を追えているか不安。
A.グループ内で信頼できる「伝達係」を作るべし。
「目を離した隙にグループトークの通知が大量に溜まっていた。目を通したつもりでも、大事な連絡を読み飛ばしていてトラブルに!なんてことも」
そんな事態を避けるために、グループトークにひとり、伝達係を作って。
「LINEを頻繁に確認するタイプで、かつ信頼関係を築けている人が好ましいですね。きちんと流れが追えているか不安になったら、その人に個別に連絡。何か大事なメッセージを取りこぼしていないかを二重確認しましょう」
Q.苦手な人からの友だち申請を断りたい……。
A.断る場合は口頭で説明してから、が鉄則。
「人間関係に亀裂が入るので、一度申請を承諾してからブロックするのだけは絶対に避けてください。無断でリクエストを削除するのも危険です。どうしても断りたいというのなら、〈ほとんど更新していなくて〉とか〈ほかのアカウントを見るためだけに登録したから〉などと理由をつけて、対面できちんとお断りすること。多少勇気がいると思いますが、申し訳ない気持ちを前面に出せば、のちのちの誤解は生じにくいものです」
*説明画面写真は「iPhone8」を使用しています。
『クロワッサン』1007号より