【11月後半・四緑木星の運勢】真木あかりの九星気学占い
文・真木あかり
四緑木星
総合運
「次」に目が向かうときです。仕事でもプライベートでも、「このステージで経験することは、もう十分やれたかも」という思いが高まってくる人は多いでしょう。謙虚な方ほど「思い上がりではないか」などと自分を戒めたくなるでしょうか。ただ、もしも「十分やった」という思いが生まれたときは、その感覚は大事にしたほうがよろしいかと思います。決してみずからを過信するニュアンスはなく、そうした“節目”が見えるときだからです。
対人運
見極めのとき。人間関係は調和的なものであって欲しいという願いが強まってきますが、それは決して、我慢によって成り立つものばかりではないはずです。もちろん、異なる個性の人が集まる社会では、我慢も節度も大事なこと。ただ「それはおかしいんじゃない!?」と長く思い続けている相手がいるなら、そろそろ付き合い方を変えるタイミングがこの時期にやってきます。感情論抜きにして、冷静にベストな距離を見極められます。
金運
人からの協力、サポートに恵まれるときです。お金周りで検討すべきことがあるなら、ひとりで抱え込むことなく人に相談することで迷いが消えたり、思った以上に嬉しい提案をしてもらえたりするでしょう。困ったときばかりではなく、これからの目標や暮らし方を考えたうえでの、前向きな選択でも同様です。2026年にやりたいこと、さらにその先のビジョンも思い浮かべて、前向きに考えてみて。
吉方位
15日:北西、北東 16日:北西 17日:北 18日:北西 19日:南、北 20日:南西 21日:南西 22日:南東 23日:南東 24日:北西、北東 25日:北西 26日:北 27日:東、北 28日:南、北 29日:自由に過ごす日 30日:南西

真木あかり(まきあかり)
占い師。学習院大学卒業後、フリーライターなどを経て占いの道に。女性誌での連載など、著書・連載・アプリ監修多数。占星術や四柱推命で運命を紐解き、人が自分の人生をより良く生きるためのアドバイスを行っている。近著に『ツイてない もう無理 に効く 占いと技術』(集英社)がある。
X: https://twitter.com/makiakari
Instagram: https://www.instagram.com/maki_akari/
Blog: http://makiakari.hatenablog.com/
四緑木星の基本性格
木々が成長して枝葉を伸ばし、森となっていくように、「みんなとの関係」「みんなのなかの自分」を第一に考えるタイプの人。生真面目ですが物腰は柔らかで、その場にいる人を全員ほんわかとした癒やしで満たしていくようなところがあります。謙虚で相手を立てることが得意なので、目上の人から可愛がられることも多いでしょう。こうした調和を重視する原動力は、実は「誰にも嫌われたくない」という不安。それが強く出すぎてしまうと「人の言いなりになる」「自分の意見がないと思われる」といったネガティブな容姿に変わってしまうことがあります。本来の「調和」の力を活かすには、周囲の人の顔色を伺うばかりでなく、自分の存在や気持ちも尊重するという姿勢は、いつも持っていたいところです。それができるようになれば、人のためを思ってしたことが自分にも返ってくるなど、優しさや思いやりの循環が起こり始めます。試行錯誤した分だけ、生きやすくなっていくでしょう。
広告