【四緑木星の2022年上半期(2月4日〜8月6日)の運勢】真木あかりの九星気学占い

【2022年2月4日〜8月6日までの運勢の流れ】
九星気学では旧暦を使うので、現在のカレンダーでいえば2月の立春が1年の始まりです。そこで、7月までの運勢を上半期運勢として読み解いて参りましょう。ここからの1年は、五黄土星の1年。五黄土星は「帝王の位置」などと呼ばれる強い星で、自分のベースとなる部分を強化していくことができる非常に意義のある1年となります。不要な習慣や人間関係は思い切って手放し、必要なものを吸収して豊かなベースを作るよう意識していけると素敵です。冒険よりは安定を選び、今あるものをパワーアップさせていきましょう。なお、五黄土星の年は「土」に絡む災難に備えるべき、とされています。日頃から自治体のハザードマップ等をよく確認し、万が一警報が出た際には避難を最優先にして動けるように身の回りを整えて。コロナ禍が続くなか、安心・安全は遠いように感じられることもありますが、自分で備えをすることで手に入る安心・安全は大切にしていきたいですね。
  • 文・真木あかり

四緑木星

総合運

ここまであなたが積み重ねてきたことの「結果」が現れる時期。仕事や社会活動(ボランティアやSDGsのための取り組み、子どもの学校関連の活動など)においてあなたが力を尽くしてきたことが、どんな結果に結びつくのか。それを見つめて、次の手を打っていくといいでしょう。あなたは真面目な努力家ですから、きっと嬉しい結果を手にするのだろうと思うのです。コロナ禍であれこれ制限があるなかでも、頑張っていらっしゃいましたものね。
ただ、持ち前の優しさゆえに周囲とぶつかることを避けようと、スルーしてきた問題や自分の意見を持たずにきたテーマがあるならば、おそらく3月から5月にかけて向き合う時間が訪れそうです。ただ、そうした停滞期は長くは続きません。早い人なら6月、遅くとも7月から8月あたりにはすっかり解消しているはずですから、前向きに対処していけると素敵です。2月にガンガン解決して、大きな落ち込みを回避するという作戦もおすすめです。 注意したいのが5月。爽やかな風が気持ちよい季節ですが、体調を崩しやすい暗示が出ています。新年度の疲れがここで出るのかもしれません。周囲の力を上手に借りて、無理をしないようにしましょうね。

対人運

人間関係は変化のとき。あなたは穏やかで人当たりがよく、争い事を好まない人。ただ、まわりに合わせすぎて疲れてしまったり、ギリギリまで我慢し続けて急に「もう無理‼︎」となってしまったりすることはないでしょうか。この時期は特に、そうしたことが起こりやすいかもしれません。「なんてことをしてしまったんだろう」「自分は我慢が足りないのでは」などと思えることもあるかもしれませんが、おそらくどちらが悪いという話でもないはずです。人間はいくつになっても、成長するもの。その過程で、付き合う人が変わるのはおかしなことでもなんでもないでしょう。たとえば、仕事のうえでは付き合いがなくなっても、友達として続いていく人もいます。一度は袂を分かっても、ふたたびつながることもあります。今の関係がすべてではないと思って、流れにまかせてみるといいでしょう。
なお、4月は何かと他人に厳しくなりやすいので注意が必要。優しい言葉を選ぶようにしましょうね。5月から6月にかけてはどうにも動かしがたい問題が頻発しますが、静観するのがベストです。ここで起きた問題は「雨降って地固まる」という言葉のようにして、夏には解決するでしょう。

恋愛運

2月は絶好調。あなたの愛嬌あふれる性格が魅力として伝わりやすく、恋を探している人はきっかけをつかみやすいでしょう。ただ、それ以降は夏までは目ぼしいチャンスが少ない見通しです。3月は誠実そうな人とのご縁があったり、4月には理想の条件が怖いほど揃った人と出会えたりする暗示も出ているのですが、どれもが少々不安定。連絡の頻度やタイミングが独特すぎて微妙に合わなかったり、相手の人柄が伝わってこなかったりと、積極的になれないことが多いかもしれません。 「ここで終わったら後がないから」という危機感だけで前に進めようとするのは控えましょう。相手に別のパートナーがいるなど、あとから解決しがたい問題が浮上してくることもあります。
7月以降には期待が持てるので、それまでは「うまくいけばラッキー」くらいの気持ちでいるとよさそうです。 パートナーがいる人は、ちょっと気持ちが迷子になりがちかも。元恋人と結婚していたらどうなっていただろうと思いを巡らせたり、ちょっとときめく人を見つけたり。幸せな時間があっても「選ばなかった人生」をシミュレーションしてしまうことってあります。でも変な気は起こさないほうがベターでしょう。誘惑に負けることを選ぶなら、筋を通してからですよ。そのほうが、あなたはきっと後悔せずに済みますから。

金運

ハッと気づいたら懐が寂しくなっているようなとき。もちろん自分で使うわけですから、心当たりはあるのです。ただ、堅実なあなたにしては珍しくポーンと頭から抜けてしまって、クレジットカードの明細を見て驚く……といったことがあるのかもしれません。特に2月は、「テンションが上ってついつい」という出費が多そうなのでご注意を。大きな買い物や投資には向かないときなのですが、不動産に関してだけは、6月はピンポイントでいい運が巡ってきます。土地や物件の購入、ローンの見直しなどを考えている人は情報を集めてみるといいでしょう。ただしここでも、分不相応な出費は避けて手堅くジャッジする必要があるでしょう。

2022年上半期の吉方位

2月の吉方位 南東。
社会的に信用が得られます。仕事や組織における活動で有利に立ち回りたいときは、この方位でコーヒーブレイクを。

3月の吉方位 南東。
いいアイデアが生まれる方位。また、恋を探している人はこの方位でファッションアイテムを買うと追い風が。なお、3月26日は一粒の穀物が一万倍になると言われる「一粒万倍日」、天の赦しが得られると言われる「天赦日」、金運に良いと言われる「寅の日」が重なる幸運日です。四緑木星の人はこの日、公園を散歩するなど土の上を歩くと開運に。

4月の吉方位 北東。
困り事や停滞していた状況がスパッと改善する方位。この方位に神社仏閣があればお参りをしてみて。

5月の吉方位 西。
金運、レジャー運、恋愛運がアップします。できればお休みの日に、西方位に遊びに行くといいでしょう。

6月の吉方位 北東。
友人とチャンスに恵まれます。仕事では活気のある忙しさに満ちてくるでしょう。なお、6月10日は一粒の穀物が一万倍になると言われる「一粒万倍日」、天の赦しが得られると言われる「天赦日」が重なる幸運日です。四緑木星の人はこの日、パスタやそば、うどんなどの麺類を選ぶと開運に。

7月の吉方位 南西。
意欲がアップし、前向きな気持ちが湧いてきます。仕事で年上の人との関係が良くなることもありそうです。

四緑木星の基本性格
木々が成長して枝葉を伸ばし、森となっていくように、「みんなとの関係」「みんなのなかの自分」を第一に考えるタイプの人。生真面目ですが物腰は柔らかで、その場にいる人を全員ほんわかとした癒やしで満たしていくようなところがあります。謙虚で相手を立てることが得意なので、目上の人から可愛がられることも多いでしょう。こうした調和を重視する原動力は、実は「誰にも嫌われたくない」という不安。それが強く出すぎてしまうと「人の言いなりになる」「自分の意見がないと思われる」といったネガティブな容姿に変わってしまうことがあります。本来の「調和」の力を活かすには、周囲の人の顔色を伺うばかりでなく、自分の存在や気持ちも尊重するという姿勢は、いつも持っていたいところです。それができるようになれば、人のためを思ってしたことが自分にも返ってくるなど、優しさや思いやりの循環が起こり始めます。試行錯誤した分だけ、生きやすくなっていくでしょう。

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