大人のニーズに沿うスクエアトート──大沼こずえの「ずっとの、おしゃれ」
毎月1つのテーマで、装う楽しさを再発見します。今月は「本当に使えるバッグ」(1)
撮影・葛川栄蔵(hannah)
こんにちは。スタイリストの大沼こずえです。
今月のテーマは、「本当に使えるバッグ」。これまでさまざまなバッグを買って使ってきた読者のみなさんですから、もはやデザインだけで選ぶということはしないと思います。
手に取って重さを確認し、実際に使うシーンを想像したり、中に入れるものをシミュレーションしたり……。どんなに見た目が気に入っても、そういった“使用感”に一つでもネガティブな部分があったら、購入には至らない人も多いかもしれません。
というわけで、いまどきの大人女性のライフスタイルにおいて需要が高そうな2タイプのバッグを、2回にわたって紹介していきます。
今号は、大きめのスクエアトート。なんでもポンポン入れられる便利さに加え、舟型に比べてスッキリ洗練した印象なので、日常使いはもちろん通勤にも大活躍します。またファイルやノートPCが出し入れしやすく安定感があるのもメリット。荷物が多くなりがちな人にも最適です。
この万能ぶりは、かつて流行した“エディターズバッグ”を思い出しますが、あの頃よりかなり軽量になっているのが令和、ですね。
シックな色なら季節を問わず毎日使えるので、“使用感”をとことんチェックして納得のものを見つけましょう。
『クロワッサン』1149号より
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