“細長”見え効果もうれしい、ストライプ柄のシャツ──大沼こずえの「ずっとの、おしゃれ」
撮影・葛川栄蔵(hannah) ヘア&メイク・中村未幸
こんにちは。スタイリストの大沼こずえです。
8月のテーマ“着回しの利くシャツ”、後編は柄に注目してみましょう。
ストライプといえば、チェックやドットと並び、流行に関わりなくいつの時代も愛されている永遠の定番柄。ピンストライプなどスタンダードなタイプだけではなく、マルチカラーや太さ違いの線が混在したものなど、今年は特に多くのストライプシャツが揃っているので、新しい一着を探すのにいいタイミングだと思います。
ストライプの良い点は、まずは言うまでもなく縦長効果。縦のラインが体を細く長く見せてくれるので、無地のシャツを着るとなんだかもたついちゃって、という人にもぜひ取り入れてほしいですね。
そしてカジュアルシーンはもちろん、オフィスやフォーマルな場にも着ていける柄であるところも、評価ポイント。ざっくり分けるなら、太めのストライプはややラフな着こなしに、細めならオケージョンにも対応できると覚えておけば簡単です。とはいえ、シャツのデザインや素材によってはそのとおりではありません。
ジャケットっぽく羽織ってもよし、写真のようにスカートとローファーを合わせてスクールガール風もよし。セオリーにこだわらず、好みや気分で楽しんでこそ大人のおしゃれ、ですね。
左から、メンズライクな雰囲気にフロントフリルがアクセントのプルオーバーシャツ〈コットン100%〉6万4900円(セブリン/アマン TEL:03-6805-0527) 2色の異なるストライプの比翼仕立てシャツ〈コットン100%〉3万5200円※9月発売予定(セオリーリュクス/リンク・セオリー・ジャパン TEL:03-6865-0206) 長めのカフスや身頃が特徴的なビッグサイズシャツ〈コットン100%〉2万8600円(アンクレイヴ/オンワード樫山 お客様相談室 TEL:03-5476-5811)
『クロワッサン』1148号より
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