眉毛を整えるだけで、すっきりした表情に──レイナの「大人の簡単・きれい・メイク術」
メイクアップアーティスト・レイナさんが教えてくれる、大人のメイク術。今回は「眉毛」について。
撮影・嶌原佑矢 文・レイナ スタイリング・程野祐子 モデル・安藤潤美
顔のパーツの中でその人の印象を一番大きく左右するのが眉です。形と質感と色、3つの要素の組み合わせ次第で雰囲気がガラッと変わるので奥深く、楽しいけれど反面ちょっとむずかしい部分でもあります。ただ、ひと昔前と違って完璧に整えるというよりも、もともとの形も個性として生かしながら、足りない部分だけを補うという描き方が最近は主流になってきているので、気楽に考えていただいて大丈夫です!
ちなみに今回使ったのはワックスとパウダー、2種類のテクスチャーが違うものが入ったパレット。眉がもともと薄い方はまずワックスを小さい方のブラシに少量つけ、毛と毛の隙間にコショコショ入れ込むようにします。そのあと大きいブラシの方にパウダーを軽くとり、ワックスで描いた部分に重ねるようにして全体にふんわりのせると、まるで毛量が増えたかのような仕上がりに。ワックスとパウダーを重ねることで崩れにくくなるメリットもあります。
今回のように眉山を残すとちょっとエッジのきいた個性的な印象に。眉山をカットするか、コンシーラーで数本カバーすると、丸みのある柔らかな表情にと、描き方次第でイメージを自由自在に変えられますよ。
使ったのはこれ
もとの眉毛を生かして描く
あらかじめ眉毛部分にフェイスパウダーをつけてサラサラにしておいてからワックス→パウダーの順に描いて重ねると描きやすく、落ちにくい。
『クロワッサン』1146号より
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