バストメイク力のあるブラキャミでボディラインを整える。
撮影・多田 寛
一枚ですむインナーとして定着したブラキャミ。まだ在宅作業が続きそうな今夏こそ活用したい。
「最近のブラキャミは進化していて、バストメイク機能を備えたものが多く登場しています。リモートミーティング、リモート飲み会は上半身しか見えないけれど、その分、視線が集中しがちなので、下着にも気を使いたいものです」
インポートならではの美しいフォルム。
「ワイヤー入りのブラキャミ。インポートブランドらしい、洗練されたシルエットが素敵です」。肌ざわりのよさや胸もとのカッティングの美しさが人気の定番ブラキャミソール。独自のパターン設計で、締めつけ感が少ないのにシルエットを整えてくれる。カップは深めに作られているので、いつもより1〜2カップ小さめがおすすめ。サイズはA・B・C70〜85。ほかにホワイト、ベージュなど3色が定番。
ノンワイヤーの谷間メイクブラを内蔵。
「ノンワイヤーなのに自然な丸みと谷間が演出できる、ピーチ・ジョンのヒット商品〈自由のブラ〉を内蔵させたブラキャミです」。サイズはBC・DE65〜75。色はほかにブラックも。滑りのよいストレッチジャージー素材を用いた身生地は、体にピタッとフィット。ブラと同様の曲線的なネックラインで、深いVネックのトップスにも合わせられる。
「下着は正しい選び方をすれば、つけるだけで痩せ見えできるので、ダイエットより即効性があります」と、ランジェリーライターの川原好恵さんが言うように、夏に欲しいのはボディラインを整えてくれる、補正効果のある下着。選ぶ際の注意点は何だろうか。
「正面はきちんと見えても、大人女性の落とし穴は後ろ姿に。ブラジャーのベルトが食い込んで背中や脇に段差ができていると、老け感がぐんとアップしてしまうので、試着時は背中もチェックを」
素材や縫製の進化によって、背中、脇の肉の段差をスッキリさせ、服にも響かないインナーが次々登場。補正力と快適さを備えたお気に入りを見つけよう。
『クロワッサン』1049号より