【試して納得】高級レーヨン糸で編まれた、汚れが落ちやすく吸水力抜群の「テーブルふきん」。
撮影・青木和義 文・板倉ミキコ
「白い物はいつも白い状態をキープしていたいんです。その方が気分いいし、家事も楽しくできる気がするんですよ」
以前取材した、料理研究家さんが言ったひと言はとても印象的でした。白いお皿はもちろんですが、家事をやる気にさせてくれる白い物…。それはふきんでした。すっきりクリアな白いふきんは、清潔なキッチンの代名詞。キッチンの隅々まで美しく磨きをかけていた、件の料理研究家さんが愛用していたのがこちらのテーブルふきんです。
高級なレーヨン糸100%で編んだ粗い目の蚊帳ふきんは、抜群の吸水力を誇ります。汚れや水をさっとひと拭き。いえ、“拭き取る”というより“汚れをかき取る”といった言葉の方がイメージにぴったりきます。“しまった”と思ったらサッとふきんをかければ、あっという間に問題解決。かき取った後に跡が残らないので、テーブルや台の上はいつもスッキリ。最初のひと拭きさえしておけば、余計な掃除が必要なくなるのも嬉しいです。
このふきんなら、水分はもちろん油汚れだって涼しい顔してかき取れます。取った汚れは水洗いで落ち、素早く乾いてくれるのも素晴らしい点。夏場なら朝の家事が終わってしっかり絞って干しておけば、家の中でも夕方にはカラッカラの快適なふきんに戻っています。この点もとっても重要。なぜって、よく乾く、というのは雑菌がつきにくく衛生的だということでもあるからです。
綿のふきんは強度はありますが、乾きにくく、汚れやすいのが難点。もちろん、レーヨンも質によってピンキリですが、こちらは強度がある高品質のレーヨンを選んで作られているから安心です。最初はテーブル周りに。少しずつ白さが落ちてきたな、と思った頃にはもう少し範囲を広げて使い、だいぶくたびれてきた頃には雑巾に使いましょう。使い込むほどに風合いを変え、手馴染みが良くなっていくので愛着が増していくふきん。ふきんの一生(そんなのあるのかわかりませんが)としたら、だいぶ長く、ボロボロになるまでとことん使いきってあげられる、丈夫で頼れる一枚なのです。
極薄のレーヨンを重ねたふきんには、8枚重ねと12枚重ねの二種類があります。厚手でしっかりしたタイプが好きなら12枚、コンパクトに使いたいなら8枚を、という具合で、手の大きさや用途に合わせて使い分けましょう。
極薄の生地を8層や12層に重ねるため、縫製はとても大変。歪みが出ないように糊付けして行います。そのため買ったばかりはパリッパリ。水洗いしてしっかり糊を落としてから使います。でも、この新品が持つ美しい白さとパリッとした見た目はとても気持ちいいもの。贈り物にも向いています。(ライター Mikiko)
<商品概要>
■商品名:テーブルふきん
■8枚重ね(税込 313円) 12枚重ね(税込 346円)
■販売:クロワッサンの店