イラストレーター・オカヤイヅミさん──調理が喜びに変わる、ニッチな台所道具が好きだと気づきました
調理を楽しく、仕上がりをおいしくしてくれる優れた台所道具たち。暮らしに合わせて試行錯誤して選び、たどり着いたマイベストツールを道具好きのイラストレーター・オカヤイヅミさんに聞きました。
撮影・上原未嗣 文・長谷川未緒
「ここ数年、朝ごはんはホットサンドです。ゆっくり作りながら仕事を始めるために気合いを入れています」と語るのは、仕事柄ほぼ自炊生活、というイラストレーターのオカヤイヅミさん。昼は麺類が多く、薬味用の刷毛が必需品。水切りヨーグルトはホットサンドに塗るマヨネーズ代わりにもよく使うため、専用の道具で作るようになった。
「単機能の道具のよさに最近気づきました。1つの調理のための道具が結局おいしく作れて、デザインもユニークで好みです」
1. OIGEN
ホットサンドクッカー
「フッ素樹脂加工も使いましたが、重いとぎゅっとまとまると気づいてから手放せなくなりました」。外寸13.5×14.3cm、高さ6.2cm、長さ(持ち手含む)37.3cm、重さ1.5kg 1万4300円(及源鋳造 https://oigen.jp)
2. 貝印
調理器用便利刷毛
すり鉢やおろし器についた食材を集めるほか、掃除にも。「細かい食材が取れなくてイライラすると話したら、友人が贈ってくれました。使い込んだものは掃除用に」。13.7×2.5×0.2cm 440円(TEL:0120-016-410)
3. パール金属
濃厚水切りヨーグルト
硬さの目安になる目盛り付き。「コーヒーフィルターを使っていましたが、400gパックが1度に入るなど、専用道具の便利さの虜に」。13.5×9.5×13.5cm 2,400円*編集部調べ(TEL:0256-35-3113)
『クロワッサン』1151号より
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