パンツ探しの正解、「セオリーリュクス」──大沼こずえの「ずっとの、おしゃれ」
毎月1つのテーマで、装う楽しさを再発見します。今月は「パンツを吟味する」(1)
撮影・葛川栄蔵(hannah)
左:単品でもセットアップでも着こなせるストレートパンツ。ウールの温かみは持ちつつ、チクチク感や重たさのない快適な穿き心地。写真のチャコールグレー、ブラックのほか、チョコレートブラウン、エクリュもあり。〈ウール98%×ポリウレタン2%〉 各3万9600円(すべてセオリーリュクス/リンク・セオリー・ジャパン TEL:03-6865-0206)
こんにちは。スタイリストの大沼こずえです。アメリカ・ニューヨーク発、ベーシックで洗練されたデザインが人気の「セオリー」。シルエットがきれいでストレッチの利いた素材も多く、私も大好きなブランドです。
そんなセオリーから生まれた日本限定レーベル「セオリーリュクス」は、さらに上質な素材と心地よいフィット感で、より大人の女性向き。丸の内などのオフィス街でも、多くの働く女性たちに愛されていますよね。
中でも優秀なのがパンツで、常に数十種類がラインナップ。いずれも日本人の体形に合うように作られているため、インポートブランドよりも穿き心地がよく、体のラインもカバーしてくれるんです。
今回、紹介している2種類のパンツは、セオリーリュクスの定番モデル。ウエストゴムは楽ちんゆえに、お腹が出て見えたりヒップが垂れて見えたりしてしまうのが難点ですが、このパンツはバック部分のみにゴムが施されているためそういった心配もありません。伸縮性を維持しつつ形崩れしにくいところも高ポイント。
ほかにもデザインや素材、色が豊富に揃い、よりどりみどり。またスモールサイズを含め幅広いサイズ展開をしているので、これまで体形を理由にパンツスタイルを敬遠していた人にこそ、試してもらいたいブランドです。
『クロワッサン』1151号より
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