「露天風呂が魅力の宿が大好き」お笑い芸人・友近さんの宿での過ごし方、譲れない条件
宿の選び方やステイ中の楽しみ方は十人十色。大人だからこそ大事にするポイントは? 旅好きなお笑い芸人・友近さんに聞きました。
文・西村佳芳子
公演や営業で週の半分は地方で過ごすという友近さん。「日程に余裕があれば、自分で温泉宿を予約して前泊か後泊するのが楽しみ」だそう。毎日必ず最新の宿情報をネットでチェックして、温泉宿を探しているという。特に好きなのは、人目を気にせずゆったりと入れる露天風呂付き客室のある宿。
「宿の全てのお風呂に入りますが、部屋風呂は重要。北海道の『十勝川モール温泉 清寂房』は全室、広めのテラス付きの露天風呂があっておすすめです」
友近さんの故郷は松山。「道後は街のにぎわい、アクセスの良さ、古き良き情緒と新しさのバランスが日本一。道後を訪れたら、西日本最大級の露天風呂がある『奥道後 壱湯の守』のとろっとした硫黄泉を楽しんで帰ります」
古の植物が恵む、美肌の湯
十勝川モール温泉 清寂房
一番リーズナブルな客室でもこの広さ!
十勝平野のほぼ中央に位置し、十勝川のほとりに立つ、総平屋建てのラグジュアリーな宿。どの客室にもテラスには源泉掛け流しの露天風呂を備えている。友近さんが惚れ込むモール泉は、太古の植物が堆積してできた泥炭層を通って湧き出す、世界的にも珍しい泉質。広大な空を感じつつ、静けさの中でゆったりと浸りたい。
日帰りでも立ち寄りたい名湯
奥道後 壱湯の守
道後の湯めぐりでは欠かせない目的地
道後温泉から車で約10分の場所にある奥道後。西日本最大級という露天風呂では、男女それぞれ7種の湯が楽しめ、四季折々の自然景観が望めるのも魅力。ほか夏季限定で「冷泉(34℃以下の鉱泉)プール」も。温泉と同じくアルカリ性単純硫黄泉のため、美肌や神経痛などさまざまな効果が期待できる。涼もとれて気持ちいい。
『クロワッサン』1148号より
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