「食材を詰め込みすぎない」今日からできる冷蔵庫節約術【光熱費を抑える知恵】
夏の3大電気代のひとつ、冷蔵庫の節約術について、ファイナンシャルプランナー・西山美紀さんに聞きました。
イラストレーション・寺山武士 文・保手濱奈美
食材を詰め込みすぎない
冷蔵庫に食材を詰め込みすぎると、冷気の循環が悪くなり、庫内の冷却に余分な電力がかかってしまう。「節電を考えるなら半分、最大でも8割くらいに留めたほうがいいでしょう」
扉を開けている時間を短くし、無駄な開閉をしない
冷蔵庫を開けている時間が長いと、冷気が外に逃げて、再び冷やすために余分な電力を消費することに。「開けている時間はもとより、開閉の回数を減らすと電気代を節約できます」
庫内の温度設定を強→中に
温度設定の「強」は、食材を早く冷やしたい時に使うのが適切。「普通に食材を冷やしておくぶんには、『中』で充分だと思います。ただし夏は食材の傷みに気をつけてください」
壁から間隔をあけて設置する
冷蔵庫の周囲に隙間がないと、冷蔵庫からの放熱が妨げられて、冷却に余分な電力が必要に。「背面は種類によりますが、左右は0.5〜2cm開けたほうがいいといわれています」
*経済産業省資源エネルギー庁「省エネポータルサイト〈家庭でできる省エネ〉」をもとに作成
『クロワッサン』1146号より
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