「点灯時間を1日1時間短くする」今日からできる照明節約術【光熱費を抑える知恵】
夏の3大電気代のひとつ、照明の節約術について、ファイナンシャルプランナー・西山美紀さんに聞きました。
イラストレーション・寺山武士 文・保手濱奈美
点灯時間を1日1時間短くする
夏はとくに実践しやすいタイミング。「日の出の時間が早いので、それに合わせて早寝早起きにシフトしてみては。点灯時間が短くなれば、もちろんその分の電力が節約できます」
人感センサー付き照明を活用する
人の動きを赤外線で感知し、自動で点灯・消灯。「ふだん、電気を消し忘れてしまう人は節約効果が大きいです。廊下やトイレ、洗面所など、一時的に使う場所への設置がおすすめ」
照明の汚れやほこりを取る
汚れやほこりのせいで、照明が暗く見えて調光を無駄に明るくしてしまうことも。「きれいに拭いたら、実は明るかったということがあります。適度な明るさで消費電力をセーブ」
就寝前の1時間は明るさを半分にする
調光付きの照明なら、明るさを50%に。電球が複数あるタイプなら、点灯を半数に。「寝る前に照明の明るさを落とすのは、睡眠の質を高めるうえでも、効果的だと思います」
*経済産業省資源エネルギー庁「省エネポータルサイト〈家庭でできる省エネ〉」をもとに作成
『クロワッサン』1146号より
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