【外国の本】旅先で買った本を読むために、ChatGPTを活用──趣味を極めるスマホ使いこなし術
趣味を極める、エッセイスト・柳沢小実さんのスマホ使いこなし術。大人になってからの趣味や習い事にスマホは大いに役立つ。スキルチェックに勉強に、使いこなし術には学びがたくさん!
撮影・青木和義 文・小沢緑子 構成・堀越和幸
台湾好きが高じて、今はアジア圏のカルチャー全体を推す柳沢小実さん。中でもタイは音楽のカッコよさから始まり、ドラマ、映画、小説、料理と興味が広がるばかり。
「私にとって“カルチャー摂取”こそが旅の醍醐味なので、旅先ではいつも映画館や本屋さんをブラブラ。昨年末と今年の3月にタイへ行った時も、現地の本屋さんを覗いて雑誌や小説を何冊も買ってきました」
その本を読むためにアプリの翻訳機能を活用。柳沢さんの場合は、まず〈Google レンズ〉でページを撮影してテキストデータを抽出し、〈ChatGPT〉に貼りつけて“日本語に翻訳して”と指示。
「レシピなど単語中心の簡単なものはGoogle レンズの翻訳でも充分ですが、タイ語の場合、ChatGPTのほうが翻訳の精度が断然高いので使い分けています」
〈プリントスマッシュ〉もおすすめで、「スマホに保存した旅先の写真などをコンビニのコピー機でシール紙に印刷。プライベート用手帳に貼って日記代わりにしています」。
〈Google レンズ〉でページで読みたいページを撮影し、テキストデータを抽出。
英語をはじめ、さまざまな言語に翻訳
AIチャットサービス〈ChatGPT〉で、台湾で購入した中国・山西省の麺食文化の本を翻訳。
スマホの写真をコンビニで簡単に印刷できる
スマホに保存した写真などを、Wi-Fiを利用してコンビニのマルチコピー機に送って印刷できる〈プリントスマッシュ〉。普通紙ほか、シール紙にも印刷可。
『クロワッサン』1141号より
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