目利きたちが特にお気に入り インテリア部門 私のベストバイ
撮影・田村昌裕 スタイリング・矢口紀子 文・恒木綾子
Best Buyインテリア部門
1.カステルメルリーノ|ハイ&ローキャンパーテーブル、フォールディングウッドスツール
「アウトドア用を来客時に室内使い。」(インテリアスタイリスト/矢口紀子さん)
折り畳んで収納できる天然木のアウトドアテーブル&スツール。「テーブルは高さが2段階に変えられ、スツールは座面がフラットでサイドテーブルとしても使えるところが便利」(矢口さん)。
ハイ&ローキャンパーテーブル100×60 3万5200円、フォールディングウッドスツール8,800円(ハイマウント https://highmount-store.jp/)
2.ババグーリ|水草の透かし編みかご
「ありそうでない形に惹かれました。」(デザイナーK)
タンザニアの水草を透かし編みにしたかごバッグ。「手のひらサイズの平たい形状なので、冷蔵庫の側面にフックで取り付けています。使いかけの鰹節やごまなど、細々とした袋物の食材の収納に重宝。凝った編み方やきれいな色も魅力」(デザイナーK)。
約W15×H14×マチ7cm 4,180円(ババグーリ清澄本店 TEL.03・3820・8825)
3.IDÉE|「柚木沙弥郎(ゆのきさみろう)」リトグラフ
「無機質な部屋に温かみが生まれました。」(編集N)
日本を代表する染色家が描き下ろした原画をもとに、パリの熟練の職人が丁寧に制作したリトグラフ。「物を大量処分したため部屋が殺風景に。思い切って購入したら、スマートさと温かみがプラスされ大満足」(編集N)。
[エディション]柚木沙弥郎「Night」2nd Edition 14万3000円(イデーショップ六本木店 TEL.03・5413・3455)
4.made in 鳥取×イエノLabo.|キューブボックス
「かさばる雑誌も縦にフィット。」(編集H)
枡のように寸分の狂いなく木を組むため、変形しにくく、ビスやネジ跡がない美しい見た目も特徴。「なんてことない木の箱ですが、これがいくつかあると不思議と物が収まります」(編集H)。
収納ボックスシェルフ あられ組み OSB 外寸約H330×W222×D216mm 各2,680円(イエノLabo. https://www.rakuten.ne.jp/gold/ienolabo/)
イッタラ|ティーマプレート26cm ハニー
「料理が映える鮮やかなイエロー。」(文筆家/大平一枝さん)
『イッタラ』の名作、ティーマコレクションの中でも人気色のハニー。「イエローは和洋中、どんな料理も美味しく見せてくれます。縁が立ち上がっているので汁物もOK。イッタラの福袋の中にたまたま入っていて、普段なら買わない色ですが、使い勝手抜群でした」(大平)。
中川政七商店|波佐見(はさみ)焼の保存の器 小鉢
「波佐見焼の質感がお気に入り。」(編集C)
保存、温め直し、食器の三役をこなす優れもの。共焼きと呼ばれる技法を用いて、高い機密性を実現。蓋付きでラップをかける手間もなし。「波佐見焼特有の質感が気に入っています。深さがあり、サイズ感もちょうどよくて、漬物などを入れるのに重宝します」(編集C)。
Bo Concept|Lugano(ルガーノ) 収納ベッド
「マットレスの下が収納スペースに。」(スタイリスト/大沼こずえさん)
ダブルサイズのマットレス下がすべて収納になった跳ね上げ式ベッド。「日用品のストックや夏の靴など、普段使わないものはなんでもここへ。引き出し式の収納よりも大容量」(大沼さん)。
リーデル|オヴァチュア レッドワイン
「コスパが良く日常使いに最適。」(文筆家、整理収納アドバイザー/青木美詠子さん)
ぶどうの品種や生産地を問わないビギナー向けの万能型ワイングラス。「薄めのワイングラスは洗う時によく割っていたのですが、これはシンクの中で倒しても割れなかった経験が。値段も安いのに日常使いにおいては充分な品質で、新たに買い足しました」(青木さん)。
イトーキ|vertebra03(バーテブラ) WOOD
「リビングになじむデザイン性が魅力。」(料理家、作家/樋口直哉さん)
柴田文江さんがデザイン、木部をカリモク家具が監修したワークチェア。ボディカラー、脚、ファブリックのカスタムも可能。「エルゴノミクスチェアの存在感ある見た目が苦手で迷走中でしたが、これはリビングに出ていても気にならないデザイン。疲れにくいところもいい」(樋口さん)。
飛驒産業|HIDAアームチェア
「職人の丁寧な仕事が素晴らしい。」(文筆家、料理編集者/ツレヅレハナコさん)
エンツォ・マーリによるデザイン。「座面が滑らかにくぼんでいて座りが良く、アームレストや背もたれのバランスも良くて落ち着きます。上質な杉の木+パイプという組み合わせも好み。長年愛用していましたが、あまりに良くて今年、1脚買い足しました」(ツレヅレさん)。
『クロワッサン』1131号より
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