夏に一枚は欲しい、汎用性の高い白のレーストップス【大沼こずえの「ずっとの、おしゃれ」】
「トップスを涼しげに。」をテーマで、装う楽しさを再発見します。
撮影・葛川栄蔵(hannah)
白のレーストップス、下に何を合わせる?
こんにちは、スタイリストの大沼こずえです。
ついに7月、夏到来ですね。見た目も着心地も涼しげな装いを堪能しましょう。暑さがどんどん増すこの季節のワードローブに、一枚は加えていただきたいのが、汎用性の高い白のレーストップス。
今回は、長袖と半袖のブラウス、そして大人カジュアルなジャケットタイプのトップスを集めました。
選び方としては、生地はシルクよりもコットン、デザインはフリルよりも穴の空いたボーラーレースなどが、甘くなりすぎず個人的にはおすすめです。特にコットンレースは、家で手軽に洗えて(汗をかきがちな夏だからこその条件!)取り扱いが楽な上、定番の生地なので、毎年豊富なバリエーションから選べるのもうれしいですね。
とはいえレース、しかも白。やっぱりエレガントな印象は際立つので、それだけにならないよう、デニムやカーゴパンツなどラフな雰囲気のボトムスを合わせて相殺します。逆に言えば、レースというだけで“ちゃんとしている感”が出るため、下がインフォーマルでも、パンプスなどを履けばよそ行きにも対応できるというメリットがあるということ。
そうやっていろいろとバランスを考えながらコーディネートする楽しみも、白レーストップスの醍醐味と言えます。
『クロワッサン』1121号より