朝の保湿ケアは紫外線防止効果のあるアイテムを選びたい。
読者と同年代の山本浩未さんが教えてくれたのは〝追い保湿〟の必要性。
撮影・久々江 満、黒川ひろみ(人物) 構成&文・今井 恵
朝は保湿に加え、紫外線防止効果で肌を仕上げる。
朝は日中の紫外線や外的刺激を考慮して、紫外線防止効果のある保湿アイテムを選びたい。
屋外での長時間の活動がない場合は、SPF15以上のもので充分。
とはいえ、マスク焼けなどをしないよう、とくに日射しの影響を受けやすい頬骨の上、額はたっぷり、念入りに塗っておこう。
1.日常紫外線や大気汚染物質からしっかりと肌を守りながら、乾燥、シミを防ぎ、ふっくら肌へと導く、大人の肌に必要な化粧下地。
デルメッド プレミアム UVベイス[医薬部外品] SPF35・PA+++ 18ml 1,760円(三省製薬 TEL.0120・847・447)
2.ヘパリン類似物質のバリア効果、グリチルリチン酸ジカリウムの抗炎症効果、ノンケミカル処方のUV効果で、日中の乾燥と紫外線ダメージから肌を守る。
モイストUV+ SPF50・PA++++[医薬部外品] 30g 5,500円*編集部調べ(へパリシエ TEL.0120・540・603)
3.敏感肌が使いやすい低刺激処方。SPF35・PA+++で紫外線やブルーライト、刺激となる乾燥から肌を守り、角層のすみずみまでケアする日中用美容液。
ミネラルUVアクアセラム 30g 3,740円*3月1日発売(エトヴォス TEL.0120・0477・80)
4.皮脂による崩れと乾燥を防ぎながら、ファンデーションを密着させるSPF20・PA++の下地。ほのかなオレンジカラーで肌の明るさもアップ。
メディア リュクス ラスティングベース 30ml 1,320円*編集部調べ(カネボウ化粧品 TEL.0120・518・520)
[Hiromi’s recommend]朝は肌にバームを仕込む。
保湿で使うアイテムは、指の腹や手のひらでのばし、肌に薄くフィットさせるようになじませる。「軽くタップするように、ごく薄く重ねます」
1.MIMC エッセンスハーブ バームクリーム
べたつきが苦手な人にも使いやすい、なめらかな使い心地で肌の潤いを持続。新技術で抽出したプロポリスエキスが美肌へと導く。8g 4,180円(MIMC TEL.03・6455・5165)
2.イハダ 薬用クリアバーム
敏感肌も使える純度の高いワセリンに美白有効成分を加えたバームは、さらっと軽い感触で保湿しながらシミ・そばかすを予防。18g 1,760円(資生堂薬品 TEL03・3573・6673)
3.カルテHD モイスチュア バーム
高い保水力を持つヘパリン類似物質HDに加え、乾燥改善にアプローチする美容成分を配合したバーム。15g 1,320円(コーセー マルホ ファーマ TEL0120・008・873)
マスク生活が肌乾燥の引き金に。朝昼晩にしたい、保湿ケア。
マスク生活が4年目となり、今までと違う肌悩みを訴える人も増えてきた。
「マスクの着脱による、マスク内の急激な湿度の変化が肌の乾燥を引き起こします。マスクの不織布によって、水分や油分が奪われてしまうのも、さらに追い討ち。だから今の時季はとにかく保湿。保湿をしっかり行っておけば、肌の調子は必ず上向くはずです」
と、ヘア&メイクアップアーティストの山本浩未さん。自身も年齢を感じさせない美肌の持ち主だが、
「朝晩のお手入れ時にしっかり保湿するのはもちろん、日中もさらにもうひと手間を加えています。私は朝のメイク後バームで追い保湿。これは日中マスクをつけ直す時にも有効。日中はメイク直しをする前後に使える保湿アイテムを携帯しておく。夜は高機能クリームや、超乾燥肌の人はスリーピングマスクを使う手も。いつもの保湿に“追い保湿”することが重要なんです」
『クロワッサン』1088号より
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