“マスクたるみ”の改善策、村木宏衣さんのカンタン一分体操に虻川美穂子さんが挑戦!
撮影・森山祐子 スタイリング・野田奈菜子(虻川さん) ヘア&メイク・伴 まどか イラストレーション・山崎真理子 文・菅野綾子
顔を動かしていないだけでたるみが進むなんて怖いですね。(虻川美穂子さん)
意識して顔の筋肉を使ったり、ほぐしてあげることが大切です。(村木宏衣さん)
ここ最近、耳にすることが増えた〝マスクたるみ〟。その原因と改善策を、以前から顔のもたつきが気になっているというタレントの虻川美穂子さんが、アンチエイジングデザイナーの村木宏衣さんに聞いた。
虻川 マスクをすると顔がたるむとよく聞きますが、その具体的な原因は何なんでしょうか?
村木 一日中マスクで顔に圧をかけていることはもちろん、マスクをしていると、ボソボソとしか話さなくなりますよね? そうすると、顔を動かさないから表情筋が衰えて、ほうれい線も深くなってしまうんです。
虻川 確かに、外に遊びにも行かなくなりましたし、現場でもあんまり余計な話はしないようにしているので、以前と比べて人と話す機会が減ったような気がします。今、先生に言われてハッとしましたけど、本当に全然顔を動かしていないかも……。
村木 マスクであごの動きが制限されると、リンパの流れも滞り、フェイスラインももたついてくるんですよ。
虻川 そうなんですね……。
村木 マスク生活になってから、大きな声を出すこともなくなったんじゃないでしょうか? そうすると、舌の筋肉をまったく使わなくなるので、二重あごの原因にもなります。
虻川 気づかない間にたるみやシワが進行するなんて怖いですね。
村木 そうなんです。だから意識して顔の筋肉を使うようにしたり、今からレクチャーさせていただく1分体操で、強張った筋肉をこまめにリセットすることが大切です。
虻川 そんな簡単な1分体操で、本当に効果は出るんでしょうか?
村木 1回でもけっこうスッキリしますが、2週間くらい続けるとかなり顔が変わってきます。
私のメソッドは筋肉の深い部分にあるリンパをしっかり流して、弾力を復活させるという手法。なので筋肉の状態がよくなってくると、ただ喋っているだけでも老廃物が流れ、顔がスッキリしてくるんです。ぜひマスクを外した後の習慣にしてみてくださいね。
虻川 1分だったら、私でも余裕でできるはず。頑張ります!
1分体操でアプローチする主要筋肉をチェック!
青い線はマスクで覆われている部分。これだけの筋肉に影響がある。