〈興和〉“お疲れ爪”をすこやかに。塗るだけでナチュラルに美しく。
撮影・黒川ひろみ ヘア&メイク・高松由佳 スタイリング・高島聖子 文・大澤はつ江
地爪がきれいだとうれしい。使いやすいのも魅力です。
クルーネックセーター3万1000円(ジョン スメドレー/リーミルズ エージェンシー TEL:03-5784-1238) リング6万3000円、ネックレス4万3000円(共にビズー TEL:080-4794-3674) ブレスレット3万5000円(エトワ/エスジェイジュエリー TEL03-3847-9903)
爪は健康のバロメーターともいわれ、体の状態が出やすい箇所のひとつ。栄養不足であったり、代謝や血流が悪いと爪の表面がデコボコになるなどのサインが出ることも。また、加齢とともに爪の縦すじが目立ち、色もくすみがちになってくる。そんな“お疲れ爪”でも、毎日コツコツとセルフケアを行えば、きっと応えてくれるはず。
日々の暮らしの中で爪の手入れがサッとでき、しかも使い方がシンプルで、爪の内側まで補修してくれる、それが「ディープセラム」だ。
今回、作家の角田光代さんに「ディープセラム」を試してもらうことに。
「キーボードを打つ時に気になるので爪は短くしていますが、爪が洋服にひっかかることもよくあるし、仕事柄文字を書くことも多く、視界にいつも入るので、以前からなんとかしたいなと思っていました。『ディープセラム』は寝る前に使っています。さらっとしていてべたつかず、早く乾くのでよいですね。爪に浸透した感じがして、うれしくて一日が気持ちよくスタートできました」
全体がほのかなピンク色できれいな角田さんのナチュラルな地爪につい見とれてしまう。
今年は手を洗う回数が増え、そのため乾燥気味になっている人も多いのではないだろうか。角田さんの気になる爪のひっかかりも、最初は爪の小さな「ほころび」でも、気付かないうちに大きな爪トラブルの「きっかけ」になるかもしれない。加齢とともに爪も乾燥しがちだから、小さな「ほころび」のうちに日々のセルフケアで健康な状態を保ちたい。
今回、改めて爪の健康について考えた角田さん。健康な爪は、体も元気ですこやかでなければ生まれず、バランスの取れた食事や運動が重要になる。そのあたりについてたずねると、
「11年前から走ることを始めました。土日だけですけれど10km、1時間半ほど走ります。最初は1kmも走れなかったのが、だんだんと距離が走れるようになり、今では42.195km、フルマラソンも完走します」
これが体の代謝を上げ、指先まで栄養を届けているのかも。
「なんでも継続することが肝心。ネイルカラーなどで表面的にきれいな爪は作れるけれど、本当に元気な爪は体の健康が大切なのでは。ケアを持続して健康美にあふれるナチュラルで美しい爪を目標にしたいですね」
傷んだ爪を内側まで集中補修。健康で強く、美しい爪に。
爪を補修する 3つの爪保護成分
お手入れ方法
清潔で乾いた地爪の根元から、爪先に向かい一方向に塗る。その後、よく乾かす。ジェルネイル等をしている場合は、伸びた爪の根元や爪の裏側の地爪部分に塗る。水溶性なので、塗った後に水に触れたら、塗り直す。就寝前に塗ると、寝ている間に爪保護成分がしっかり浸透し、補修してくれる。
40代、50代の爪事情
〈 普段の爪の状態は? 〉
水仕事や日常の様々な作業で、指先は酷使されている、といっても過言ではない。「割れやすい」「表面に縦すじがある」「二枚爪になる」など、爪に関する悩みも多いが、だからといってネイルサロンに通ったり、自身でケアをしている人は上のグラフから分かるように少なく、各年代を通して6割以上が何もしていない。特に40代以上になると8割を超える。
その理由として「ケアしても元の状態にすぐ戻りそう」「お金と時間がかかる」などが考えられる。でも、そのまま何もしないでいれば、それなりの指先に。健康な爪は所作を美しく見せるだけでなく、自信にもつながるはず。そのためにも、セルフケアからスタートを。
〈 気になる悩みは…… 〉
問合せ先・興和お客様相談センター TEL:03-3279-7755 受付時間 9:00〜17:00(土・日・祝日を除く)