40代からの女性、
がんばるべき? もう落ち着くべき?
あなたはどっち!? リサーチ・女性の本音 vol.1
女性の本音は時代を映す鏡⁈ 35〜65歳が所属するクロワッサン倶楽部読者モデルメンバーにアンケートをとり、本音を語ってもらいます。第1回は、「40代からの女性、がんばるべき? もう落ち着くべき?」。
Q 40代からの女性、「仕事に関して」まだがんばるべき? もう落ち着くべき?
がんばるべきという人の意見
「30代まではどこかに逃げ道を探していて、もしかしたら別の仕事が向いているかな?とかそんな風に考えることがありましたが、40代は迷いがなくなりました。圧倒的に男性が多い業界で仕事していますが、女性ががんばらなくていい理由はないし、正直、男性に負けたくないです(笑)」(46歳・自営業・不動産)
「ここまで築いたキャリアや人生経験が、20代にはない武器。それを活かさないなんて、社会的にも損失。寿命がのび、働く時期ものびる中、まだまだがんばる40代がふえるのは当然。男性だけが働き盛りといわれ、大活躍の年代だなんておかしい」(47歳・ビジネス研修講師)
「自分がなりたい80才は、仕事や趣味に夢中な人。40才はスタートラインに立ったぐらいかと…(笑)。年齢関係なく、目標を持ち充実している人は、家族や周りの人々をある意味安心させるし、学習欲求はいくつになっても枯渇しないんですから、まだまだがんばるべきだと思う」(47歳・陶芸講師/絵付け講師 木村美智子さん)
もう落ち着くべきという人の意見
「自分の体力と健康、家族との時間を優先させるべきだと思います。このタイミングで切り替えないと、将来、後悔することになりそうなので…。」(40歳・WEBディレクター)
「がんばるという定義はいろいろあると思うのでが、40代になったら、がんばりすぎずに仕事だけでなく自分にとって必要な時間の使い方を考えたほうがいいと思います」(48歳・ビジネス講師)
どちらとも言えないという人の意見
「落ち着いていたい気持ちと、がんばらなきゃいけない現実の間にいます。がむしゃらというのではなく、全体を見渡し後輩を育てていける余裕をもって仕事に向き合っていきたいです。でもやるときはやる!」(45歳・会社員・一般事務)
「私の場合は子育てがひと段落したので、これからは自分がどう生きたいかを考えて選択しなければならない分岐点にさしかかっていると思っています。このままでよいと思えば動く必要はなく落ち着けばよいし、私の人生こんなもんじゃないと思うのならば、がんばって動かねばならない。漠然とですが、そう思っています」(44歳・学習塾講師)
Q 40代からの女性、「美容に関して」まだがんばるべき? もう落ち着くべき?
がんばるべきという人の意見
「女性はいつまでも美しくありたいもの。疲れてしまうがんばりは必要ありませんが、自分がいつまでも輝くために美容を楽しみながら努力することは重要だと思います」(36歳・営業事務)
「若作りをするということではなく、自分を魅力的に見せるための努力は常に必要だと思います」(IT関連会社勤務・営業)
「がんばりすぎずに楽しむべきだと思います。やらないと!しないと!という意識では自分がいつしか疲れてしまうので、テレビ見ながらパックしようとか、ちょっとした楽しみをはさみながら、笑顔でやった方が絶対キレイになれると思います」(40歳・イベント企画運営 外村美姫さん)
もう落ち着くべきという人の意見
「ストレスをためない、よく眠ることが結局カラダも肌にも基本となっているように思います。がんばりすぎるよりも、基本に戻って毎日を大切に過ごすことが美容に良いと思うからです」(41歳・整体師)
「巷で話題の”美魔女”は年甲斐もなくがんばりすぎていて、見ているこちらが疲れてきます」(42歳・会社員)
どちらとも言えないという人の意見
「見た目をがんばることから解放されることを選ぶ人もいて、一方で楽しいのでがんばり続ける人もいるような。20代30代ではどうしても、みんなが見た目からなかなか逃れられないですよね。がんばる人もとらわれない人も両方いるのが、40代50代だからこその自由な気がします」(44歳・主婦/アルバイト)
「自分自身がどのように見せたいか(清潔感を保ちたい、若くいたいなど)によると思います。私自身はアグレッシブにはがんばらないかもしれませんが、心地よい範囲で気を遣いたいです」(40歳・スポーツ団体職員 寺村佳奈乃さん)
Q 40代からの女性、「おしゃれに関して」まだがんばるべき? もう落ち着くべき?
がんばるべきという人の意見
「おしゃれはその年齢や気持ちによって様々楽しみ方があると思います。新しい洋服を選んだり、買うとワクワクするので。年をとって入院したとしてもパジャマでおしゃれしたいし、最後まで自分の好き!を探したり、満喫したいです」(43歳・会社員)
「おしゃれに気を使うことは、周りの人への配慮でもあると思っています。おしゃれに関してだけは、女性である以上死ぬまでずっと、意識して身ぎれいにしていたい。おしゃれを楽しむことは、いつまでも若々しくいるためのコツだとも思うので」(45歳・骨格診断アナリスト)
「おしゃれは相手への敬意だと思うので、衰えていくほどに努力すべきだと思います」(50歳・会社経営)
もう落ち着くべきという人の意見
「それなりの落ち着き方があると思います。30代の服は似合わなくなるタイミングなので」(40歳・WEBディレクター)
「流行を追いかけすぎない、納得のいくファッションをしていける年代だと思う。がんばらないというわけではなく、アンテナを向ける場所を変えていくのがいいのかなと思います」(39歳・スパイスライフアドバイザー)
どちらとも言えないという人の意見
「がんばっている感じが出るのはおしゃれに感じません……」(39歳・ダンスインストラクター)
Q (独身者に聞きました)40代からの女性、「恋愛に関して」まだがんばるべき? もう落ち着くべき?
がんばるべきという人の意見
「いくつになっても、世代なりの恋愛観を尊重したい。若いころの恋愛は性的な存在が大きい恋愛だったけど、中高年はパートナーという心の繋がりを求める恋愛に変化をしてきたことに、今は面白さを感じています」(50歳・会社経営)
「いくつになっても落ち着く必要はないですよね。きっと。恋愛に対して、素直に望んでいいと思います」(48歳・ビジネスコーチ)
「最後まであきらめない! 私はあきらめません!」(46歳・会社員)
もう落ち着くべきという人の意見
「こちらは若い時と同じにはいかず、自分以外の環境のことも関わってきたりすることが増えるので、少し落ち着いた恋愛観を持ちたい」(40歳・フリーランスPR)
どちらとも言えないという人の意見
「1年間交際している同年代の彼氏がいます。いつか結婚するだろうとは思っています。新しい恋愛は求めていません。彼と老後に一緒に暮らせればいいけど、結婚はもっと先でもかまわない。そういう意味でどちらでもないのかな」(46歳・ラジオディレクター)
「いつまでも恋はしていたいと思いますが、現実は一人が気楽です(笑)」(45歳・会社員・一般事務)
クロワッサン倶楽部の読者モデルの中心年齢は40〜50代。今回、40歳という年齢をひとつの目安としてしてさまざまな本音を聞いてきましたが、人それぞれの考え方があるのですね。次回もまた女性たちの本音を探ります。お楽しみに。
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木村美智子さん