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Vol. 43 月の満ち欠けや暦に、体と心を寄り添わせてみる。
いつの頃からか、月カレンダーを気にして生活するようになった。
「サンゴの産卵は満月の夜におこる」と聞いて生命の神秘に心を惹かれてみたり、「新月に願い事をすると叶いやすい」と聞き、素直に信じて上に願い事を書いてみたり…。
モノの本によれば、月と女性の体の関係性について、とても詳しく書かれていたりもする。
そうして月に注意を寄せていると、ときどき暦の節目と重なる日があって興味深い。
たとえば…
2月4日 満月 立春
2月19日 新月 旧正月
3月6日 満月 啓蟄(けいちつ)
実は3月6日の満月には、強烈な頭痛に襲われた。これまでも肩こりで頭痛になることはあったが、今まで味わったことのない痛みだった。
振り返って見ると、このとき月は夜中3時すぎに満月になり、私の頭痛も夜になるにつれてひどくなり、翌朝からだんだんと痛みがひいてきた。
そして暦は啓蟄。冬ごもりしていた虫が、春の気配を感じて動き始める時期だ。単なる偶然かもしれない。
けれど、なにかが満潮に達して、次のステップへシフトするタイミングのような気がして、体と心をその方向へ寄り添わせてみると、妙にその考えにフィットしている自分がいる。すると、心なしか、体も軽くやる気もぐんと湧いてきた。
目に見えるものだけでない、目に見えないリズムに体と心を合わせてみるのも面白い。
さて、次の新月は3月20日(翌日は春分の日)。日本では観ることができないようだが、皆既日食も起こる日だ。
体と心はどんな風に感じるか、楽しみにしていよう。
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