資格に語学にITスキルーーいくつになっても学び続けたい!
何歳になっても学び、成長することは楽しいもの。新しい知識と技術は、まだ知らなかった自分に出会わせてくれるはず!
イラストレーション・いいあい 文・吉川明子
ITスキルは「マイクロソフトの資格や、情報セキュリティ系が狙い目」
仕事と切っても切り離せないのがITスキル。
「昔、パソコンで仕事をしていてそれきりという人でも、日常生活でパソコンを使う機会はありますし、触ってみれば案外覚えているもの。仕事ではワードやエクセル、パワーポイントなどのマイクロソフトオフィス製品の操作が必須なので、これらの知識や操作スキルを客観的に評価、証明する資格試験『マイクロソフト オフィス スペシャリスト(MOS)』の取得をおすすめしています」
オフィスで役立つ資格として、いぬかいさんは「ITパスポート」も挙げる。ITに関する基礎知識を証明する、経済産業省認定の国家試験で、IT系の国家試験では入門レベル。ITに関する基礎的な知識を理解できているかが問われる。近年、注目されている資格で受験者数が増えている。
「かつて初級シスアドという資格がありましたが、今は廃止され、後継にあたる資格がITパスポート。エンジニアでなくても、ビジネスの現場では彼らに発注し、納品されたものをチェックする場面があります。ITに関する基礎知識があれば強みになるはず」
セキュリティ強化は企業にとって重要課題で、人材確保が難しい分野。そのため、情報セキュリティ系の資格を持っていると、就職や転職で有利に。情報セキュリティマネジメント、情報セキュリティ管理士、個人情報保護士などは一般向けの資格で、いずれも取っておいて損はないはずだ。
『クロワッサン』1126号より
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