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動物と触れ合い美酒を楽しむワイナリーや、3つ星クラスの豪華ディナーを体験。

アメリカ・カリフォルニアのコーストラインには、一度は訪れたい魅力的なスポットが満載。サンフランシスコを起点にロサンゼルスまで南下していきながら、各地で出会った素晴らしいグルメや最高のホテル、美酒が体験できるワイナリーなどを、シリーズでご紹介いたします。

写真・Max Whittaker、斎藤理子 文・斎藤理子

動物と触れ合い美酒を楽しむワイナリーや、3つ星クラスの豪華ディナーを体験。

洗練された街並みと美しい港が魅力的なサンタバーバラ。上質なカリフォルニアを堪能できる街には、素敵なワイナリーをはじめ、ヒーリング体験や湾内クルーズ、ゴージャスなホテルや美食など、日々の疲れを癒してくれるワンランク上の様々な楽しみが待っています。

広大な牧場で動物たちがのんびり草を食む、バイオダイナミクス製法のワイナリー。

絶景が続くカリフォルニアハイウェイ1号線を南下していき、サン・ルイス・オビスポカウンティをすぎると、サンタバーバラカウンティに入ります。郡境を越えてしばらく行くと登場するのが『フォールデッド・ヒルズ・ワイナリー(Folded Hills Winery)』。太平洋から5マイルほど内陸のサンタイネスバレーにあるこの600エーカーのワイナリーは、キム&アンドリュー・ブッシュ夫妻を中心とした家族経営のブティックワイナリーです。

ここで作られるグルナッシュ、シラー、ローヌホワイトといったブドウは、農薬や化学肥料を一切使用せず、月の満ち欠けに基づいたバイオダイナミクス(ビオデナミ)・カレンダーに従って栽培されます。収穫は手作業でされ、ワインの仕込みや熟成、醸造もすべて、バイオダイナミクス製法。ブドウだけでなく、広大な農場で栽培されている数々の野菜や果物も全部有機栽培で、全米でも最も厳しい基準のカリフォルニア州有機認証を取得しています。「土壌と気候の声をよく聞いて、その声に忠実にブドウを育てワインを作っています。これは小さな家族経営だからこそできること。大量生産を目的にはしていないので手抜きをする必要はまったくないんです」と、オーナーのキム・ブッシュさん。

『フォールデッド・ヒルズ・ワイナリー』のゲストエントランス。
『フォールデッド・ヒルズ・ワイナリー』のゲストエントランス。
オーナーの、キム・ブッシュさん。気持ちの良いパティオのテイスティングスペースで。
オーナーの、キム・ブッシュさん。気持ちの良いパティオのテイスティングスペースで。
屋内テイスティングルーム。11時〜16時。ウォークインでも利用可能だが、予約した方が確実。グラスまたはボトルでのティスティングができる。
屋内テイスティングルーム。11時〜16時。ウォークインでも利用可能だが、予約した方が確実。グラスまたはボトルでのティスティングができる。
左上・2021ブラザース・シラー60ドル。右上・2021GSM(グルナッシュ、シラー、ムルヴェードレ)54ドル。左下・エステート・シラー85ドル。右下・2023リリー・ロゼ35ドル。
左上・2021ブラザース・シラー60ドル。右上・2021GSM(グルナッシュ、シラー、ムルヴェードレ)54ドル。左下・エステート・シラー85ドル。右下・2023リリー・ロゼ35ドル。
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『フォールデッド・ヒルズ・ワイナリー』のゲストエントランス。
オーナーの、キム・ブッシュさん。気持ちの良いパティオのテイスティングスペースで。
屋内テイスティングルーム。11時〜16時。ウォークインでも利用可能だが、予約した方が確実。グラスまたはボトルでのティスティングができる。
左上・2021ブラザース・シラー60ドル。右上・2021GSM(グルナッシュ、シラー、ムルヴェードレ)54ドル。左下・エステート・シラー85ドル。右下・2023リリー・ロゼ35ドル。

ブドウの生育とワイン作り以外に、『フォールデッド・ヒルズ・ワイナリー』ではさまざまな農作物も育てています。そのすべてがカリフォルニア州のオーガニック認定を受けていて、農場には大きな“ORGANIC FARMER”の看板が誇らしげに掲げられています。敷地内には『フォールデッド・ヒルズ・ファームステッド』というファームショップがあり、その日の収穫を購入することも。採れたての卵もあり、旅行者でなければあれこれ購入したくなるものばかりです。

動物が大好きなキム&アンドリュー・ブッシュ夫妻は、敷地の牧場で馬、シマウマ、ラクダ、山羊、羊、豚、ラマ、ロバなど20種類以上の動物を飼育しています。広大な牧場で放し飼いにされている動物たちは、まさにストレスフリーで幸せそう。シマウマとラマが仲良く一緒にいる風景に和みます。ファームショップでは野菜や果物が入った餌セットを販売しているので、それを購入して動物たちとふれあいの時間を持つのもおすすめです。

羊はブドウ畑で放し飼いにされていて、下草や雑草を食べてその排泄物が肥料になるという循環型農業に役立てられているそう。自然の声を聞き自然のままにブドウを育て醸すバイオダイナミクス製法のワイン作りに羊も一役買っているわけです。

『フォールデッド・ヒルズ・ワイナリー』のファームショップ『フォールデッド・ヒルズ・ファームステッド』。営業は土曜と日曜の11時〜17時。農場で採れた有機農産物や加工品が手に入る。
『フォールデッド・ヒルズ・ワイナリー』のファームショップ『フォールデッド・ヒルズ・ファームステッド』。営業は土曜と日曜の11時〜17時。農場で採れた有機農産物や加工品が手に入る。
『フォールデッド・ヒルズ・ファームステッド』。牧場の動物たちにあげる餌はここで購入できる(5ドル)。
『フォールデッド・ヒルズ・ファームステッド』。牧場の動物たちにあげる餌はここで購入できる(5ドル)。
オーガニック・ファーマーの大きな看板。
オーガニック・ファーマーの大きな看板。
ワイナリー以外に、広大な牧場や農園を経営しているブッシュ夫妻。牧場では、馬、縞馬、ラクダ、山羊、羊、豚、ラマ、ロバなど20種類以上の動物を飼育。牧場ツアーは要予約。
ワイナリー以外に、広大な牧場や農園を経営しているブッシュ夫妻。牧場では、馬、縞馬、ラクダ、山羊、羊、豚、ラマ、ロバなど20種類以上の動物を飼育。牧場ツアーは要予約。
人懐こい子豚たち。ファームショップで購入した餌を競って食べる姿が可愛い。
人懐こい子豚たち。ファームショップで購入した餌を競って食べる姿が可愛い。
縞馬やラマまで飼われている。どの動物たちも広大な牧場でのびのびと暮らしている。
縞馬やラマまで飼われている。どの動物たちも広大な牧場でのびのびと暮らしている。
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『フォールデッド・ヒルズ・ワイナリー』のファームショップ『フォールデッド・ヒルズ・ファームステッド』。営業は土曜と日曜の11時〜17時。農場で採れた有機農産物や加工品が手に入る。
『フォールデッド・ヒルズ・ファームステッド』。牧場の動物たちにあげる餌はここで購入できる(5ドル)。
オーガニック・ファーマーの大きな看板。
ワイナリー以外に、広大な牧場や農園を経営しているブッシュ夫妻。牧場では、馬、縞馬、ラクダ、山羊、羊、豚、ラマ、ロバなど20種類以上の動物を飼育。牧場ツアーは要予約。
人懐こい子豚たち。ファームショップで購入した餌を競って食べる姿が可愛い。
縞馬やラマまで飼われている。どの動物たちも広大な牧場でのびのびと暮らしている。

オーナーのアンドリューさんは、1998年のワールドカップでUSAポロチームのキャプテンを務めた経歴の人。敷地には美しいポロ競技場があり、現在もさまざまなポロ競技会の会場になっているそうです。

ポロ競技場のそばには美しい湖があり、湖畔の東屋ではプライベートなワインテイスティングができます(要予約)。周囲の山々やブドウ園の素晴らしい景色の中で、ワインコンシェルジュからフォールデッド・ヒルズのワインについて学びながら、美味しいおつまみと共に楽しむテイスティングはとても贅沢な時間です。

湖畔にある東屋でワインテイスティング。右・2021オーガスト・ホワイト40ドル 左・2021GSM(グルナッシュ・シラー、ムールヴェードル)54ドル。
湖畔にある東屋でワインテイスティング。右・2021オーガスト・ホワイト40ドル 左・2021GSM(グルナッシュ・シラー、ムールヴェードル)54ドル。
湖畔の心地よい東屋からは、ワイン畑やポロフィールドが見える。
湖畔の心地よい東屋からは、ワイン畑やポロフィールドが見える。
右から/2016バラード・キャニオン・ルーサンヌ(非売品)。2017エステート。ホワイト78ドル(178ケース限定販売)。2017オーガスト・ホワイト35ドル。2019リリー・ロゼ35ドル。2018スパークリング・リリー・ロゼ・エクステンデッドティラージ78ドル。
右から/2016バラード・キャニオン・ルーサンヌ(非売品)。2017エステート。ホワイト78ドル(178ケース限定販売)。2017オーガスト・ホワイト35ドル。2019リリー・ロゼ35ドル。2018スパークリング・リリー・ロゼ・エクステンデッドティラージ78ドル。
『フォールデッド・ヒルズ・ワイナリー』のラインナップ。ワインメーカーの名前を冠したラインのものや、曽祖母の名前をつけたものなどがあり、家族やスタッフを大切にするワイナリーの姿勢が伝わる。
『フォールデッド・ヒルズ・ワイナリー』のラインナップ。ワインメーカーの名前を冠したラインのものや、曽祖母の名前をつけたものなどがあり、家族やスタッフを大切にするワイナリーの姿勢が伝わる。
ポロで活躍する馬。美しいシェイプと光沢から、行き届いた手入れがよくわかる。
ポロで活躍する馬。美しいシェイプと光沢から、行き届いた手入れがよくわかる。
果てしなく続く広大な敷地がいかにもアメリカな印象。
果てしなく続く広大な敷地がいかにもアメリカな印象。
西部劇に出てきそうな1本道。
西部劇に出てきそうな1本道。
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湖畔にある東屋でワインテイスティング。右・2021オーガスト・ホワイト40ドル 左・2021GSM(グルナッシュ・シラー、ムールヴェードル)54ドル。
湖畔の心地よい東屋からは、ワイン畑やポロフィールドが見える。
右から/2016バラード・キャニオン・ルーサンヌ(非売品)。2017エステート。ホワイト78ドル(178ケース限定販売)。2017オーガスト・ホワイト35ドル。2019リリー・ロゼ35ドル。2018スパークリング・リリー・ロゼ・エクステンデッドティラージ78ドル。
『フォールデッド・ヒルズ・ワイナリー』のラインナップ。ワインメーカーの名前を冠したラインのものや、曽祖母の名前をつけたものなどがあり、家族やスタッフを大切にするワイナリーの姿勢が伝わる。
ポロで活躍する馬。美しいシェイプと光沢から、行き届いた手入れがよくわかる。
果てしなく続く広大な敷地がいかにもアメリカな印象。
西部劇に出てきそうな1本道。

フォールデッド・ヒルズ・ワイナリー(Folded Hills Winery)
https://foldedhills.com

数々の賞を受賞したホテルのレストランで、比類のない食事とワイン体験を。

『サン・イシドロ・ランチ(San Ysidro Ranch)』は、サンタバーバラでも最も高級住宅街のモンテシトから車で少し東に向かったサンタイネス山脈のモンテシト丘陵地帯にある、世界有数の高級ブティックホテルです。樫やオリーブ、柑橘系などの木々に囲まれた林の中に38のコテージが佇み、手入れの行き届いた庭にはラベンダーやジャスミンなど色とりどりの花が咲き誇っている楽園のようなホテルは、ロサンゼルスからも車で2時間という距離にあるため、セレブの利用も非常に多いそう。2022年にはトラベル+レジャー誌でカリフォルニアのベストリゾートに選ばれています。個別にデザインされたコテージは、ヨーロッパのカントリーハウスの趣。アンティークとオリジナルのアートワークが施された上品なしつらえが心地よく魅力的です。

『サン・イシドロ・ランチ』に滞在した有名人は多く、グルーチョ・マルクス、ウィンストン・チャーチル、シンクレア・ルイス、ジョン・ヒューストンなどの名前がゲストブックに残されています。ローレンス・オリヴィエとヴィヴィアンリーはこのホテルで結婚しました。ジョン・F・ケネディ大統領がジャクリーン・ケネディと新婚旅行をスタートさせたのもここ。滞在したコテージには二人の名前がつけられています。

ジョン・F・ケネディルームのベッドルーム。キングサイズのクラシカルな四柱式ベッドが置かれている。
ジョン・F・ケネディルームのベッドルーム。キングサイズのクラシカルな四柱式ベッドが置かれている。
ジョン・F・ケネディルームの書斎。並んでいる本を見るだけでも興味深い。
ジョン・F・ケネディルームの書斎。並んでいる本を見るだけでも興味深い。
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ジョン・F・ケネディルームのベッドルーム。キングサイズのクラシカルな四柱式ベッドが置かれている。
ジョン・F・ケネディルームの書斎。並んでいる本を見るだけでも興味深い。

『サン・イシドロ・ランチ』にはふたつのダイニングがありますが、ホテルの名声を揺るぎないものにしているのが、メインダイニングの『ストーンハウス』。特にこちらのワインセラーは2014年以来ワインスペクテーター誌のグランド賞を受賞し続けているカリフォルニア1の内容と収蔵数を誇ります。19世紀の歴史的建造物を使った『ストーンハウス』地下のワインセラーには、世界の70以上のワイン産地をカバーする17000本余りのワインが貯蔵され、ワインリストは95ページにも及びます。単行本のような厚さのワインリストに怯みますが、すべてのワインに精通したソムリエのトリスタン・ピトレさんが好みや予算に応じて、ぴったりのワインを選んでくれるのでご安心を。ディナー前にはぜひトリスタン・ピトレさんによるセラーツアーへ。ツアーはディナー予約時に予約できます。

1811年からのシャトー・ディケムを138本コレクションするなど、アメリカでも有数のヴィンテージコレクションが揃っているワインセラー。
1811年からのシャトー・ディケムを138本コレクションするなど、アメリカでも有数のヴィンテージコレクションが揃っているワインセラー。
ペトリュスのコレクションも世界有数。最高のヴィンテージが揃っている。
ペトリュスのコレクションも世界有数。最高のヴィンテージが揃っている。
『ストーンハウス』は、いくつかのキャラクターが異なるスペースに分かれている。こちらは暖炉のある居心地の良い小さな部屋。
『ストーンハウス』は、いくつかのキャラクターが異なるスペースに分かれている。こちらは暖炉のある居心地の良い小さな部屋。
ベランダは星空とライトが煌めく屋外。石の暖炉のそばでくつろぎのひと時を。
ベランダは星空とライトが煌めく屋外。石の暖炉のそばでくつろぎのひと時を。
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1811年からのシャトー・ディケムを138本コレクションするなど、アメリカでも有数のヴィンテージコレクションが揃っているワインセラー。
ペトリュスのコレクションも世界有数。最高のヴィンテージが揃っている。
『ストーンハウス』は、いくつかのキャラクターが異なるスペースに分かれている。こちらは暖炉のある居心地の良い小さな部屋。
ベランダは星空とライトが煌めく屋外。石の暖炉のそばでくつろぎのひと時を。

『ストーンハウス』の料理を手がけるのはエグゼクティブ・シェフのマシュー・ジョンソンさんとそのチーム。カリフォルニア出身のマシューさんは、敷地内の自家菜園でオーガニック野菜やハーブを育て、地元の農場や牧場、漁師たちからの新鮮な食材と合わせて上質なカリフォルニア料理を作り出します。日本やアジアの料理法からもインスピレーションを得ながらのメニューの数々は、ここでしか味わえない極上の料理。たとえばマカロニチーズやタコスなどアメリカのごく一般的な料理の名前がついた料理すらも、驚きの変化と進化を遂げていることに感動します。

スネーク・リバー・ファーム産ゴールドラベル和牛の肩ロースのロースト。ボルドーワインソース。きめ細やかでジューシーな肉はジャストな火入れ加減で、噛むほどに肉の旨みと芳醇な香りが口中に広がる。
スネーク・リバー・ファーム産ゴールドラベル和牛の肩ロースのロースト。ボルドーワインソース。きめ細やかでジューシーな肉はジャストな火入れ加減で、噛むほどに肉の旨みと芳醇な香りが口中に広がる。
ローカル・スパイシー・ロブスター。自家製タラゴンのタリアテッレ。ホイップレモンリコッタ。地元産のロブスターを自家農園のハーブで作ったパスタと。たっぷり使った庭のレモンがアクセントに。
ローカル・スパイシー・ロブスター。自家製タラゴンのタリアテッレ。ホイップレモンリコッタ。地元産のロブスターを自家農園のハーブで作ったパスタと。たっぷり使った庭のレモンがアクセントに。
白トリュフカスタード。自家製クレームフレーシュ、キャビア、トリュフ。トリュフの香りに食欲が増進する最初の一品。
白トリュフカスタード。自家製クレームフレーシュ、キャビア、トリュフ。トリュフの香りに食欲が増進する最初の一品。
サンゴールドトマトのコンソメ。胡瓜、オレンジ、オパールバジル、シービーンズ、ベビーフェンネル。身体中に染み渡る奥深い味が印象的。
サンゴールドトマトのコンソメ。胡瓜、オレンジ、オパールバジル、シービーンズ、ベビーフェンネル。身体中に染み渡る奥深い味が印象的。
りんごと胡桃。ゆっくり煮込んだグラニースミス・アップル、ブラウンバター胡桃ケーキ、カルダモンオパリスホイップガナッシュ、自家製バーボンアイスクリーム。
りんごと胡桃。ゆっくり煮込んだグラニースミス・アップル、ブラウンバター胡桃ケーキ、カルダモンオパリスホイップガナッシュ、自家製バーボンアイスクリーム。
エグゼクティブ・シェフのマシュー・ジョンソンさん。食材の組み合わせの妙にも卓越した才能を感じる。
エグゼクティブ・シェフのマシュー・ジョンソンさん。食材の組み合わせの妙にも卓越した才能を感じる。
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スネーク・リバー・ファーム産ゴールドラベル和牛の肩ロースのロースト。ボルドーワインソース。きめ細やかでジューシーな肉はジャストな火入れ加減で、噛むほどに肉の旨みと芳醇な香りが口中に広がる。
ローカル・スパイシー・ロブスター。自家製タラゴンのタリアテッレ。ホイップレモンリコッタ。地元産のロブスターを自家農園のハーブで作ったパスタと。たっぷり使った庭のレモンがアクセントに。
白トリュフカスタード。自家製クレームフレーシュ、キャビア、トリュフ。トリュフの香りに食欲が増進する最初の一品。
サンゴールドトマトのコンソメ。胡瓜、オレンジ、オパールバジル、シービーンズ、ベビーフェンネル。身体中に染み渡る奥深い味が印象的。
りんごと胡桃。ゆっくり煮込んだグラニースミス・アップル、ブラウンバター胡桃ケーキ、カルダモンオパリスホイップガナッシュ、自家製バーボンアイスクリーム。
エグゼクティブ・シェフのマシュー・ジョンソンさん。食材の組み合わせの妙にも卓越した才能を感じる。

サン・イシドロ・ランチ(San Ysidro Ranch)
https://www.sanysidroranch.com

【協力】
カリフォルニア観光局
Visit California
https://www.visitcalifornia.com/jp/

サンタバーバラ観光局
Visit Santa Barbara
https://santabarbaraca.com

  • 斎藤理子

    斎藤理子 さん (さいとう・りこ)

    フードジャーナリスト

    雑誌編集者を経てロンドンなど海外に長年住み、その間世界各国を食べ歩く。現在は国内外の生産者から三つ星シェフ、立ち飲みまで広く取材し執筆。著書に「イギリスを食べつくす」(主婦の友社)、「隣人たちのブリティッシュスタイル」(NHK出版)など。編著に『アル・ケッチァーノ』奥田政行シェフの連載をまとめた「田舎のリストランテ頑張る」(マガジンハウス)。2011年英国政府観光庁メディアアワード受賞。やまがた特命観光・つや姫大使。

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