【料理家、エッセイスト・藤原奈緒さん】野菜と出合う感覚で見つけたジュエリーはお守りのような存在。
撮影・徳永 彩 文・長谷川未緒
野菜と出合う感覚で見つけたジュエリーはお守りのような存在。
「買い物では、ピンときたものとの出合いを大切にしています」と語るのは、料理家の藤原奈緒さん。『MAISON RUBUS.(メゾン ルーバス)』のジュエリーは数年前から自分へのご褒美として少しずつ集めている。天然石は自然から生まれるものだから、野菜を選ぶときと同じように、自分の内側が惹かれるものを選ぶのだそう。また、白っぽい服を選ぶことが多かったが、ワードローブに黒いコートを加えたのは心境の変化かも、と藤原さん。
「じつは今年のベストバイは、家なんです。北海道との2拠点生活が始まるので、これからはすでにあるものを大切にしつつ、場所作りや新しいチャレンジをしていきたいと思っています」
『MAISON RUBUS.』
住所非公開。
表参道駅から徒歩7分。アトリエはアポイント制。
詳細はhttps://maison-rubus.com
買ってよかったもの。
〈Mima〉女優コート
コートより長い間活躍する、上質なダブルフェイスウールのジレコート。中に何を着てもおしゃれに、すっきりと見せてくれる。
〈chisaki〉ヴィンテージハット
美しいデッドストックのブンタールハット。「友人でもあるデザイナー
が病から快復。今年も彼女の作品を手にできて幸せです」(藤原さん)
買いたいもの。
◾️『さしものかぐたかはし』のソファ「ISURU」
◾️なじみのいいコットンのパジャマ
◾️プロジェクター
どれも北海道の新居兼ギャラリーで使いたいものばかり。「ISURU」はベビーベッドにもなるソファで来客用に。パジャマは体がのびのびする、これだ!と思うものをずっと探している。テレビを長年持っておらず、かわりにプロジェクターを導入して映画やドラマを観たいそう。
『クロワッサン』1131号より
広告