頑張った後に、もうひと手間。汚れを寄せ付けない24のアイデア。
撮影・青木和義 文・長谷川未緒
きれいな空気はエアコンの吸気口から。
[エアコン|ほこり、ハウスダスト]
エアコンの吸気口に貼り、ほこりや花粉の侵入を防止。部屋に循環する空気もきれいに。「内部にほこりが入らないので、中のフィルターも汚れにくい。使わないときのカバーとしても」(よしママさん)。上面吸気タイプにも前面吸気タイプにも使えて抗カビ・抗菌加工あり。
じゃがいもの皮が鏡の曇り予防に効果を発揮。
[鏡|曇り]
じゃがいものサポニンという成分には、石鹼のように汚れを落とす働きがあるため、皮を剥いたら捨てずに活用したい。「皮の内側でお風呂場や洗面所の鏡を磨いて乾拭きするとピカピカになるだけでなく、湿気で曇るのを防いでくれます」(大津さん)
大物家具と壁の間もうまく除湿すれば、カビは怖くない。
[たんすや本棚の裏|カビ、湿気]
「外壁の内側は壁紙が結露してカビやすい。小物は動かしてアルコールスプレーでカビの発生と増殖を防ぎますが、動かしづらい大物家具は立てかけるタイプの除湿剤が便利」(よしママさん)。防カビ剤配合で湿気を取り除き、ゼリー状に固めてくれる。
洗面台のゴミや髪の毛を逃さない。
[洗面台の排水口|髪の毛]
渦巻き状でくるくるとゴミをまとめてキャッチし、パイプの詰まりを防ぐ。「備え付けのものは網の目が大きかったのでこちらに替えました。汚れがたまったら裏返してゴミを落とすだけなので簡単。コスパもいいです」(よしママさん)。コンタクトレンズの流失予防も。
酸素系漂白剤を洗濯時にインして、臭わない洗濯槽に。
[洗濯機|生乾き臭、カビ]
衣類を洗濯するとき、粉末タイプの酸素系漂白剤を大さじ1杯入れて、洗濯槽のカビを予防。「日頃の洗濯時に行うことで、大がかりな洗濯槽クリーニングの頻度を減らせます。衣類の消臭にもつながるので一石二鳥」(和田さん)
ラップを巻き、蛇腹に積もる糸くずをカバー。
[洗濯機のホース|ほこり、糸くず]
ほこりや衣類から出る糸くず、洗濯カスなどのゴミがたまりやすい洗濯機の排水ホース。「蛇腹になっていてカビや汚れが溝に蓄積しやすいので、食品用ラップフィルムを巻いておきます。汚れがつきにくく、一度巻けばしばらく交換も不要です」(大津さん)
珪藻土のマットで、ぬめらない水回りに。
[洗面台|ボトル底のぬめり]
水回りに置いたボトルの底につきやすいピンク色のぬめりは、高温多湿で繁殖しやすい菌。「珪藻土のマットは、たれた水分をすぐに吸い取ってくれるので、ぬるつきやベタつきが防げます。さまざまなサイズがあるので、必要な場所に合わせて選んで」(和田さん)
バスタブのエプロン内に貼っておけば、カビやコバエに効く。
[浴槽のエプロン|カビ、コバエ]
「浴槽下に水がたまるタイプの浴室はエプロン内にカビが発生しやすいです。掃除しにくいのでカビ予防アイテムの設置を」(よしママさん)。エプロンカバーを外してカートリッジを貼ると、約120日間効果を発揮。天然由来の香りの力でカビやコバエを寄せつけない。
汚れやすいポストの底には人工芝を敷きつめる。
[ポスト|砂ぼこり]
砂ぼこりにより、すぐに汚れてしまう屋外のポストには、底面の大きさにカットした人工芝を敷いておく。「こうすることで郵便物を取るときに手が汚れなくなりました。人工芝がクッション代わりになって、投函された音も静かに」(よしママさん)
ボトルを浮かせれば底面が清潔に。掃除もラクラク!
[浴室の棚|ぬめり、水垢]
磁石で壁面に付くタイプのプッシュ式シャンプーボトル。「シャンプーボトル類を棚に直接置くと、ボトルの底も棚もぬるぬるするので。これは注ぎ口が大きいので、詰め替えも簡単。下から中身が出てきて、片手で押してもずれにくいです」(よしママさん)
クモを忌避して、巣を張らせない。
[玄関の隅|クモの巣]
「クモの巣が気になる、玄関の足元近くや扉周りを外からスプレーしておくと、クモの巣が張られにくくなります」(よしママさん)。雨にも強いシリコーンコートなので、効果も長持ち。クモに直接スプレーすることで駆除もできるので、1本あると便利。
防カビ剤配合。貼っておけば繁殖を抑制できる。
[浴室扉のパッキン|ぬめり、カビ]
浴室の扉、窓際、洗面台、キッチンなど水回りに貼って、カビやぬめりの発生を抑えられるテープ。「粘着部分に防カビ剤が配合されていて、定期的な交換で継続的なカビ防止効果が得られます。テープに汚れが目立ち始めたら交換しています」(和田さん)
靴箱のニオイ、湿気は重曹が吸収。
[下駄箱|ニオイ]
扉を閉じた靴箱は湿気がこもりがち。また靴の汗汚れはニオイの原因にも。「重曹をプラスチックカップに入れて靴箱に置いておきます。重曹はアルカリ性なので汗の酸性のニオイを中和、湿気を吸収する効果もあるので、消臭剤、除湿剤の代わりになります」(大津さん)
『クロワッサン』1128号より
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