遺族、参列者にやさしい。スマートに弔意が伝わるお悔やみのDX化に注目。
撮影・黒川ひろみ 文・野尻和代
遺族、参列者にやさしい。 スマートに弔意が伝わるお悔やみのDX化に注目。
突然届いた知人の訃報。だけど、都合がつかず、お通夜や葬儀に参列できない……。そんな時でも、お悔やみの気持ちを伝えられるサービスを提供するのが、itowa。葬儀社または遺族がWeb上に立ち上げた案内ページから、参列者は弔電や香典、供花などを手配できる。
「コロナで家族葬が増えましたが、参列はできなくても、弔意を伝えられる世界を作りたい。それがこのサービスを始めたきっかけです」と代表取締役の坂元充さん。
「多くの弔意が届けば、ご遺族も心温まるムードの中で故人を見送ることができます」
また、弔意データはリスト化され、サイトでは返礼品の注文機能も。遺族として利用時も、葬儀後のお礼などがスムーズに行える。
葬儀情報や会場の地図は専用のWebページを使って案内される。参列者は受け取った情報を故人とつながりがあった人に送ることも。
弔電や供花、供物、香典などの選択はオンラインで。葬儀に参列ができなくても、ご遺族にお悔やみの気持ちを伝えることができる。
『クロワッサン』1125号より
広告