インスタグラム再入門 投稿編【得する！大人のスマホ活用術】

写真や動画を投稿できるSNSのインスタグラム。共通の趣味がある人とつながれるなど、使いこなせれば世界が広がること間違いなし。そこで、インスタグラムに投稿する方法を、IT系ライターの桑名由美さんに聞いた。

インスタグラムの投稿は、ホーム画面に写真や動画が表示されるフィード、短い動画が見られるリール、スライドショーのように閲覧できて24時間で消えるストーリーズなど、いくつか種類がある。

「ここでは基本のフィード投稿を紹介します。慣れてきたらリールやストーリーズにもチャレンジを!」

（1）「＋」アイコンをタップ　
アプリを開き、ホーム画面の下に並ぶアイコンから「＋」をタップ（軽く叩くように触れる）。

（2）写真や動画を選ぶ　
写真や動画を選択する画面が出てくるので（上画像参照）、投稿したいものを選ぶ（a）。複数の写真や動画を投稿したいときは、複数投稿用のアイコン（b）をタップすると最大10点まで選択可。選んだら、右上の「次へ」（c）をタップ。

（3）写真加工や曲選択をする　
画面の下にNormal、Fadeなど写真の色を加工するフィルターが出てくるので、好みのものを選ぶ。右上にある「♬」のアイコンをタップし、好きな曲を選び、「次へ」をタップ。なお、フィルターも曲も、選択せずに次へ進んでもいい。

（4）キャプションを入力　
投稿したい写真や動画に説明文をつける。1投稿につきひとつで、文字数は最大2200文字。絵文字やハッシュタグ（#）なども入力可能だ。誰かを傷つける恐れがある文言や、愚痴などのネガティブな文章は書かないほうがいい。キャプションをつけたら右上か下部の「シェア」をタップして投稿。

せっかく投稿するならば、多くの人に見てほしいもの。友人・知人に自身のインスタグラムアカウントを知らせる、興味のある人をフォローし、フォローバックしてもらうほか、投稿時にもできることがある。

「キャプションを入力する際にハッシュタグをつけると、キーワードで検索する際に表示されるため、見てくれる人を増やせます。たとえばハワイ旅行に行ったときの写真や動画なら『#ハワイ』『#海』『#ウクレレ』『#アロハシャツ』など。
どんな言葉でもいいですが、好きなものや趣味と関連するキーワードを入れると、より興味関心が合う人に見てもらえますよ。ハッシュタグは最大30個までつけられますが、5〜10個程度が見やすいでしょう」

インスタグラムに投稿するなら注意したほうがいいことがいくつかある。

「選択する際、誤って違う写真や動画に触れてしまい、見られたくないものを投稿してしまう失敗はやりがちなので、シェアする前によく確認を。
プライバシーへの配慮も忘れてはいけません。友だちしか見ないだろうなどと軽く考え、自宅が特定されるような投稿をするのは避けましょう。インスタグラムは虚構と現実が入り混じった世界であると心得て、詐欺や犯罪被害にも用心しながら楽しんでください」