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部下に送るメールを同姓同名の取引先に送ってしまいました。

スマホを使ううえであってはならないトラブル、やりがちなミスなど。
日常的に気をつけたいことや必要な対策をケース別に紹介します。
ITジャーナリストの高橋暁子さんに教えてもらいます。

イラストレーション・いいあい 構成&文・長谷川未緒

部下に送るメールを 同姓同名の取引先に送ってしまいました。

部下に送るメールを同姓同名の取引先に送ってしまいました。

→オートコンプリートはオフ。送信取り消し機能の活用も。

メールの誤送信は、笑って済まされるならばいいが、情報漏洩など深刻な被害をもたらすケースもある。

「宛先ミスを防ぐために、名前やメールアドレスを入力し始めると候補を表示するオートコンプリート機能をオフにしましょう。大事なメールはすぐに送信せず、下書きフォルダに入れて保留し、見直してから送信するのもおすすめ。GmailアプリやiPhoneのメールアプリには『送信取り消し』機能が備わっているので、送信直後なら取り消すことも可能です。取り消し可能な時間を最長30秒まで設定できるため、うっかりミスの多い人は長めに設定を。万が一誤送信した際、早めに気づいて対応できるように、常に関係者をCCに入れるのも有効です」

  • 高橋暁子

    高橋暁子 さん (たかはし・あきこ)

    ITジャーナリスト、成蹊大学教授

    スマホやネット関連のトラブル、ICT教育等を専門に、執筆や講演、監修を行う。NHK『あさイチ』等、テレビ出演多数。SNS関連の著書多数。

『クロワッサン』1115号より

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