無駄が減って、有効に使える。時間管理の16の私的アイデア。
イラストレーション・山下カヨコ 文・長谷川未緒
とにかく座らない。
「帰宅後、最低限やるべきことを終わらせるまで座らないようにしています。買ってきたものを所定の場所に収める、床に落ちているものを拾う、マイバッグをたたんでカバンにしまうなどの簡単な作業ですが、あと回しにすると億劫になり、余計時間がかかるので、結果的に時短になっています」(編集Y)
アレクサを使いこなす。
アマゾンのアレクサ搭載デバイスを台所に置き、夕飯のハンバーグを作りながら「アレクサ、パン粉50gって何cc?(ちゃんと「110ccです」と答えてくれます)」、フライパンを火にかけたら「アレクサ、タイマー10分」。以前はいちいち料理本の分量換算表のページを開いたり、タイマーに触るために手を洗ったりしていたので、期待した以上に快適。昔想像した未来の主婦みたい」(編集E)
5.5インチのコンパクトなディスプレイは家のあらゆる場所にフィット。3500以上のアレクサスキルで情報の取得や勉強、エンターテインメントに。
おいしさと時短を両立。
「コーヒーメーカーもインスタントも苦手、かといってフィルターで少しずつお湯をさしながら淹れるのは時間がかかって面倒でした。アメリカンプレスにしてからは手軽に淹れられて、味も好みに合わせられるので、愛用中。かなり時短にもなり、毎食後にコーヒーを楽しむ余裕ができたのが収穫です」(営業H)
圧力による強い抽出力と超微細な目のスチール製フィルターで、コーヒー豆の独自の味を短時間で引き出す。残りかすの処理も簡単。
やっぱりキャッシュレス!
「キャッシュレス決済のPayPayを使うようになってから、ATMに行く回数、レジで財布の小銭をあさる時間が圧倒的に減った。以前は当然だと思っていたこれらの作業がなくなったことで、思いがけずストレス減に」(編集Y)
便利グッズに開眼しました。
「白髪ネギを簡単に作れる長ネギ専用スライサーを買いました。神は細部に宿るというように、どんなに上手に盛り付けても、薬味のネギが汚ければ台無しなので。使ってみて驚愕しました。ばらつきのない均等な切れ味、そして早さ、手軽さ。価格も手頃なので、使ったことのない方にはぜひ、おすすめしたいです」(編集H)
切れ味のよい白髪ネギカッターと両刃スライサーで、白髪ネギと小口切りが簡単に。手軽に使えるスモールサイズ。キュウリにも。
たかが洗剤、されど洗剤!
「ワンハンドプッシュタイプの洗剤を使うようになり、キャップ式で感じていた、手についたときに洗って拭いて、といったストレスがゼロになりました。ほんの数秒のことなので、時短術というほどでもないのですが、なんというか、『無駄でしかなかった時間』を取り除けたことがうれしいです」(編集A)
「各種洗剤をポーションとタブレット状のものに替えて快適に。日常の家事において、ちょっとした計量や、液ダレの始末は面倒です。床に垂れたら犬が舐めないように大慌てで拭かないといけませんし。あと液体や粉末だと、多めに入れてしまうこともあったので、結果的に節約になっている気もします」(編集E)
洗浄力がさらに進化。汚れ、ニオイ、洗剤残りゼロへ、洗うたびに白さがよみがえる。ウイルス除去や抗菌効果も期待できる。
家事に潜む地味ストレスを軽減。
「押し入れをクローゼット風にDIYしたので、ハンガーにかけて干した服を畳まないでしまえるように。また、片づけ上手の知人を真似してウォールポケットを購入、以前は引き出しに収納していた下着類をぽんぽん入れるだけにしたら、引き出しの開け閉めや探す手間がなくなり、衣類管理がラクになりました」(ライターG)
インテリアと収納を備えた、ハンガーにかけて吊るウォールポケット。クローゼット、リビング、キッチン等の整理に。綿100%。
意外なものをタイマー代わりに。
「在宅勤務の日は、何度聞いても飽きない映画のサウンドトラックを小さな音でかけています。ぼーっとしてしまったときでも、曲の切り替わりをきっかけに仕切り直しができます。全部通して聴いて約30分なので、ペースメーカーのように使っています」(編集O)
「お風呂や排水口、トイレなどを漂白してすっきりするのを待つ30分の間に、別の作業を済ませます。私は適度な時間制限があったほうが、細かな家事がはかどるタイプだと気がつきました」(編集Y)