【2025年度下半期】四緑木星の運勢——真木あかりの九星気学占い
2月初旬の立春で1年が切り替わる九星気学。2025、甲乙丙丁……と推移していく「天の気」は乙、子丑寅卯……と推移していく「地の気」は巳、「人の気」は二黒土星でした。さまざまなものが複雑に絡み合い、いつも以上に粘り強い努力が必要とされる空気のなか頑張っていらした方は多いことと思います。2026年2月、「天の気」は丙、「地の気」は午、「人の気」は一白水星の1年がスタートします。丙も午も五行の「火」の性質を持ち、火と火が重なることで大いに燃え盛る年になる1年と推測されます。丙午の年は60年に一度。大変動、大刷新といったムードが漂う1年となるでしょう。使命感を持って新たなサイクルをスタートする、過去にとらわれず変革を起こすといった1年になると予測されます。火というものは扱いを間違えればあたり構わず焼き尽くすことになりますが、正しく使えば周囲をあたため、明るく照らします。ぜひ、そのように使っていきたいものですね。
文・真木あかり
四緑木星
2025年は四緑木星の人にとって社交が大きく広がり、喜ばしいこと、心から楽しいと思えることが増える星回りです。ここまで、いかがお過ごしでしたか。もしもそうしたムードが感じられないようであれば、もしかすると頑張り屋さんの意識が強く働いているのかもしれません。「苦労しないと成功できない」「つらい思いを乗り越えないと結果は出せない」などといった思い込みがあると、人はまず苦労やつらい出来事を見つけに行くようなことが起こります。もちろん、おかしなことに助走をつけてダイブしに行くような人はいないと思いますが、無意識レベルで「これがなければダメなのではないか?」と求めてしまいやすいのですね。「楽しみながら成功していい」「努力は報われていい」など、肩にこめた力をふわっと抜いてみるとスルッとうまくいくことも多いはずです。ストイックに頑張ってこそ手に入れた実力、資産も多いかと思います。素晴らしいことです。でも、そればかりではないやり方を、今は学ぶ時期なのかもしれませんね。2026年2月以降は変化と転機の時期。現状を大きく変えたい、リセットしたいといった気持ちが大きくなってくるでしょう。
対人運
持ち前の人なつっこさ、社交性といったものがさまざまな場所で役立ちます。特に冬は忘年会やクリスマスパーティー、職場の納会など人が集まる機会が増える季節ですが、四緑木星さんにとってはまさに、人が集まる場=ラッキースポットと考えていいでしょう。お誘いにはできるだけ時間を作って応じてみるといいですし、顔を出すだけでも喜ばれるはずです。あなた自身が親しい人を集めて、人と人をつなぐ場を作ってみるのもいいかもしれません。ただ、人によっては華やかな社交を楽しみながらも「関係性の整理」を始める人もいそうです。無理をして合わせてきた苦手な人、信頼がおけないと感じている人とはフェードアウトし、互いを尊重し合える人としっかりとしたつながりを築きたいと考えるようになるのです。あなた自身もまた「この人の信頼に応えたい」と、特別な思いを抱くことになるのかもしれません。誠実さ、真心といったものが真価を発揮するときです。2026年2月以降は、家族や長い付き合いの人とも、今なりの付き合い方を選んでいく人は多いかもしれません。親しい人だからといって、密接に関わることばかりが大事というわけではないのですよね。
恋愛運
2025年早春から、新たな出会い、恋のチャンスといったものが増える時期に当たっています。「そんなことない。1ミリも感じない」といった方は恐縮です、こうした時期は2026年2月頭まで続いていくので、「こっからやぞ」と思っておいていただけたらと思います。そして、できる範囲で構わないので、「楽しいと感じる時間」「人と交流する場」を、増やしてみてください。心からワクワクして、思わず笑顔になってしまうような場にはいいご縁と気が集まりますし、そんなあなたを魅力的と感じる人はきっと、あなたが好きなものごとあなたを肯定してくれるでしょう。誰かとカップルになればそれでOKではなくて、明るい未来にするために恋をするのです。だからこそ、こういった星回りの時期はしっかり使っていくといいのですね。ただ、ノリよく始まる恋も多いものの、いささか軽やかになりすぎる傾向も。火遊びで終わらないよう、相手はよくよく見極めたいところです。2026年2月以降は誠実と安定が恋の条件に転じます。惰性で続いていたような関係、曖昧なまま続けてきた関係は、見直しのフェーズに入るでしょう。結婚や将来について真剣に考える時期だけに、それが実らない相手からは離れる決意が固まります。
金運
秋から冬にかけては何かと出費が増える予感。ただ、ストイックに手元に留め置くばかりでは、この時期は金運も対人運も停滞します。もちろん「宵越しの金は持たない」ではいささか困りますが、大切に思う方々とのレジャーやイベント事などは、ある程度は使ってこそ喜び事が増えると思っておいてください。ドケチはよろしくありません。気が緩みやすい時期でもあるので、使途不明金が増えるとどこまでのお金回りがルーズになります。家計管理を先延ばしにしてきた人は、電子決済サービスと家計簿アプリを連動させるなど、手間なく家計管理ができる仕組みを整えて。ここまでの努力が結実し、収入アップという形で報われる人もいるはずです。
四緑木星の基本性格
木々が成長して枝葉を伸ばし、森となっていくように、「みんなとの関係」「みんなのなかの自分」を第一に考えるタイプの人。生真面目ですが物腰は柔らかで、その場にいる人を全員ほんわかとした癒やしで満たしていくようなところがあります。謙虚で相手を立てることが得意なので、目上の人から可愛がられることも多いでしょう。こうした調和を重視する原動力は、実は「誰にも嫌われたくない」という不安。それが強く出すぎてしまうと「人の言いなりになる」「自分の意見がないと思われる」といったネガティブな容姿に変わってしまうことがあります。本来の「調和」の力を活かすには、周囲の人の顔色を伺うばかりでなく、自分の存在や気持ちも尊重するという姿勢は、いつも持っていたいところです。それができるようになれば、人のためを思ってしたことが自分にも返ってくるなど、優しさや思いやりの循環が起こり始めます。試行錯誤した分だけ、生きやすくなっていくでしょう。
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