贈り物にぴったりな観葉植物リスト。
贈られた人があっと驚き、笑顔になる。そんなギフトをセレクトできたら――。ぜひ見習いたい、素敵な贈りもの選びを紹介します。
そこで、吉谷さんが信頼する行きつけの『グリーンギャラリーガーデンズ』で、初心者にも安心して贈れる
グリーンを選んでもらいました。
「サンスベリアは、別名『清浄の樹』と呼ばれるように、マイナスイオンを出す植物として有名です。見た目もきれいですし、冬場はほとんど水やり不要というくらい手入れも簡単なのでおすすめです」。
そして、もうひとつ〝ゴムの木〟とも呼ばれるフィカス。こちらも手入れが簡単で丈夫なので、贈られたほうも負担に思わずにすむ。サンスベリアの隣にフィカスを並べながら「ほら、可愛いでしょう?」と吉谷さん。
「グリーンの形はおおまかに、シャープなものと丸みのあるものに大別できますが、尖ったもののそばに丸いものを置くと調和して落ち着きます。これは人に贈るときだけでなく、自分の部屋に飾るときにも役立つので覚えておくといいですよ」。さらに、グリーンを贈るならどんな店で買うかも大きなポイント。
「商品の回転が早く、知識が豊富なスタッフがいる店を選んでください。いろいろ相談にのってくれるスタッフを作るのがいちばんです」。
見れば見るほど葉の美しさに魅了される。
フリルのような葉が美しいアスプレニウム。多湿を好む品種。先の尖ったシャープな形の葉が特徴のサンスベリア ロブスター。
コウモリ蘭は直射日光を避けておくこと。湿度を好む品種なので、土が乾いてきたら水をたっぷりあげましょう。
10月~3月まではほとんど水やりの必要がないほど乾燥に強いサンスベリア ゴールドフレーム。フィカルルビーは高温多湿を好むので水やりはまめに。
吉谷桂子さん●ガーデンデザイナー、英国園芸研究家として雑誌、TV等で活躍。自ら手がけるファッションブランド『Shade』も好評。
『クロワッサン』913号(2015年11月25日号)より
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