【ロート製薬】徹底したヒアルロン酸研究が生んだこだわりのシンプルコスメ。
撮影・久々江 満 文・入江信子
ロート製薬とヒアルロン酸、そのこだわりについて聞きました。
(写真右)奥野久仁子さん(おくの・くにこ)
ロート製薬 プロダクトマーケティング部PM2グループマネージャー
2001年、ロート製薬入社。現在所属のグループではスキンケア全般、また皮膚用薬などのマーケティングを担当。肌ラボ 極潤、デオコなどの生みの親のひとり。
(写真左)入江信子さん(いりえ・のぶこ)
ビューティエディター
メーカー、出版社勤務後フリーに。雑誌、広告などの美容記事の企画、執筆に携わる。ドライスキンでエイジングに悩んでいるため、乾燥肌対策ケアに興味津々。
入江 肌ラボといえばヒアルロン酸ですね。
奥野 目薬に用いていた成分なんですが、「体内に存在し、水分保持力が高いヒアルロン酸を化粧品に応用できないか」という発想から 肌ラボが生まれました。最初の頃は、もともととろみの強い質感が特徴のヒアルロン酸を心地よい感触にするため工夫を重ねました。
入江 その後、研究も進んで……。
奥野 ヒアルロン酸の種類が増え、性質の違うものを組み合わせて配合するように。それに伴って肌なじみも進化しています。ヒアルロン酸には未知の可能性があると考えているので、今後も探求を続けていくつもりです。
入江 まさにヒアルロン酸のプロがつくったスキンケアなんですね。使ってみたら、肌にのせるだけでなじみ、しっとりする感じがいいですね。触ってみるともちもちした感触。正直、この価格でこの感覚!? と驚きます。
奥野 肌につけた後、手で押し込んでみてください。やがてふっと軽くなって、手のひらに吸いつくような感触が味わえますよ。
入江 万人のためのケア、まずはトライを!
ロート製薬のこだわり1:品質へのプライド
品質に妥協することなく作られている 肌ラボ 極潤ヒアルロン液。たとえば原料の水にこだわり、精製水(ロート製薬大阪工場、上野工場で製造した製品)を使用。また、医薬品である目薬を製造するときには、人が関わらない全自動高速ラインを使い、異物混入や汚染のリスクを減らしてきたが、肌ラボを製造する際にも、この高度な技術を応用。品質への目配りを欠かさない。
ロート製薬のこだわり2:ヒアルロン酸とは?
肌、目、関節、心臓……と体のあらゆる部位にあるヒアルロン酸。なかでも多くのヒアルロン酸が存在するのが肌で、体内のヒアルロン酸の約50%を占めているそう。 ヒアルロン酸のいちばんの特徴は、1gの量で6Lの水分を抱えられるほどの保水力。水分を抱えて、肌にうるおいを与え、乾燥から守る。
ロート製薬のこだわり3:進化するヒアルロン酸
長年、ヒアルロン酸を研究しているロート製薬。その結果、さまざまな機能を加えたヒアルロン酸が登場。分子を小さくして角質層に浸透しやすくしたもの、保水力を高めたものなど、用途に応じて使い分けられている。
※すべてイメージ図
問合せ先:ロート製薬お客さま安心サポートデスク
TEL:06-6758-1272
※1 加水分解ヒアルロン酸(ナノ化ヒアルロン酸)、アセチルヒアルロン酸Na(スーパーヒアルロン酸)、乳酸球菌/ヒアルロン酸発酵液(乳酸発酵ヒアルロン酸)、ヒアルロン酸Na〈すべてうるおい成分〉
『クロワッサン』1078号より