休日のお供に、美味しいアーモンドミルクドリンクがある1日。

最近健康や美容に関心の高い人たちの間で話題の食品といえば、「アーモンドミルク」。どんな場面に飲むといいのか、また何と組み合わせると美味しいのか。クロワッサンオンラインエディターが、休日にアーモンドミルクを使ったデザートドリンクにトライしてみました。

2021.08.25

撮影、文・高橋優璃

とある夏の休日、アーモンドミルクドリンクがある1日。

最近目にすることが多くなった“アーモンドミルク”。有名コーヒーチェーンのカスタマイズにアーモンドミルクがラインナップされていたり、スーパーでも売り場が拡大。からだに嬉しい栄養素がたっぷりということで、注目されているドリンクです。
しかし、どんな味か分からない、レシピの活用方法が思い浮かばないなど、気になっていてもまだ手にとったことがないという方も少なくないのではないでしょうか。クロワッサンオンラインエディター・Tが、とある夏の休日に、「グリコアーモンド効果（砂糖不使用タイプ）」を使って、アーモンドミルクを使った3つのドリンクレシピを作ってみました。

キウイのアーモンドミルクスムージーで軽めの朝食。

不足しがちなビタミン類とタンパク質は効率よく摂取したいもの。
ビタミンEが豊富に含まれているキウイフルーツとアーモンドミルク、そしてタンパク質が摂れる豆腐で作るスムージーは栄養価もばっちり。豆腐が入っているから飲みごたえもあり、キウイの甘酸っぱさで満足感もあり、食べすぎた次の日の朝食にぴったり。
今回はミキサーがなくても作れる方法でトライしてみました。

【材料（1人分）】
アーモンドミルク（砂糖不使用タイプ）150mL
ゴールドキウイ（よく熟したもの）1個
絹ごし豆腐 50g
薄切りキウイ 3~4枚（お好みで）

【作り方（ミキサーなし）】

1.皮をむいて一口大に切ったキウイを保存袋に入れて、グラスの底などで潰し、アーモンドミルク半量と混ぜて冷凍する。
2.1に残りのアーモンドミルクと豆腐を加え、袋を閉じて再びグラスの底などでよく潰し、スムージーにする。
3.好みで、薄切りのキウイをのせる。

【作り方（ミキサーあり）】

1.皮をむいて一口大に切ったキウイを保存袋に入れて、冷凍する。
2.ミキサーやフードプロセッサーに1と、アーモンドミルク、豆腐を入れ撹拌する。

豆腐の固まりを潰すようにするのが滑らかさのポイント。お好みではちみつを入れても美味しい。凍らせたキウイ＋アーモンドミルクはシャーベットとしてそのまま食べても。

家事に疲れた時は、ハニーアーモンドミルクラッシーで爽やかに元気をチャージ！

休日は溜まった洗濯や掃除、常備菜作りなどにと大忙し！みっちり家事をこなし気がつくと喉がカラカラ。ヨーグルトとレモンの酸味が夏にぴったりのアーモンドミルクラッシーは、混ぜるだけで完成するから、疲れたときにこそぴったりのおやつドリンク。はちみつの量を塩梅すれば好みの甘さにできます。

【材料（1人分）】
アーモンドミルク（砂糖不使用タイプ）150mL
プレーンヨーグルト　50g
はちみつ　大さじ1 （メープルシロップでも代用可能）
レモン汁　小さじ1

【作り方】
グラスにすべての材料を入れて、よく混ぜる。

夜は、ソルティバターアーモンドミルクオレをお供にリラックスタイム。

夕食も終わり、食後のリラックスタイムは少し甘いものが欲しくなるもの。しかしおやつだとちょっと重い……。そんな時はバターの塩味がクセになる、ソルティバターアーモンドミルクオレがおすすめ。
アーモンドミルクのコクとコーヒーは好相性！そこにはちみつとバターを組み合わせれば、家でも手軽にリッチな味わいの一杯が完成。

【材料（1人分）】
アーモンドミルク（砂糖不使用タイプ）　150mL
インスタントコーヒー　2g
はちみつ　大さじ1
バター　ひとかけ

【作り方】
1.アーモンドミルクを小鍋に入れて中火で温めたら、火をとめ、インスタントコーヒーとはちみつを加えてよく混ぜる。
2.1をカップに注ぎ、バターを溶かす。

アーモンドミルクの基本のQ&A。

多彩な飲み方を楽しめるアーモンドミルクですが、基本を知ってより美味しく効率的に栄養を摂りましょう。今回のドリンクレシピを考案した管理栄養士の安中千絵さんに、栄養や取り入れ方のヒントを聞きました。

Q.アーモンドにはどんな栄養が含まれているのですか?

A.「アーモンドには、抗酸化作用により、体内の脂質を酸化から守るビタミンEがなんとゴマの約300倍。不足しがちな食物繊維（※）はレタスの約9倍含まれています。アーモンドミルクなら、アーモンドの豊富な栄養を手軽に摂ることができます。」（安中さん）
※　「日本食品標準成分表2015（七訓）」より

Q.アーモンドミルクを飲んだことがありません。味に特徴はありますか？

A.「ナッツの香ばしさ、コクがあり飲みごたえがあります。そのままでも美味しいですが、最初はコーヒーに混ぜるのがおすすめ。コクがあるのにスッキリした味わいがやみつきに。」（安中さん）

Q.どんな使い方をするのか想像できません。料理にも使えるのですか？

A.「アーモンドミルクは加熱しても分離しにくく、膜が張り難いので、料理にぴったり！例えばスープやカレーに入れるとコクが増し、ワンランク上の味わいに。そうめんやうどんのツケだれにすることで、まろやかになり、出汁を使わなくても味わい深くなります。坦々麺風のスープに相性抜群！蒸しパンやゼリーに使えば、手軽にアジアンテイストのデザートになりますよ。」（安中さん）

まずは１日、アーモンドミルクを取り入れてみましたが、コクや香ばしさがあり、グラス一杯でも大満足。さらに手軽にデザートドリンクを作れるから、休みの日だけでなく、毎日の食生活にすんなり取り入れられそう。今度はカレーにトライしてみたいと思います。

手軽に不足しがちなビタミンEと食物繊維が摂れるアーモンドミルク。スーパーなどで見かけたらぜひ気軽に試してみてください。