【口元編】美容通たちが実践している予防ケア。
撮影・中島慶子
●リップクリーム&バームで、常に【唇】 を乾燥させない。
潤いが持続、翌朝の唇はふっくら。
入浴剤ブランドの「BARTH」による、無防備で乾燥しがちな睡眠中の唇に着目したリップクリーム。ナイアシンアミドなど13種の美容保湿成分配合。潤いが角質層まで浸透し、唇を乾燥から守る。「スティックを唇に直接当てて、ジグザグと縦に塗り込むようにたっぷり使っています」(美容ジャーナリスト・倉田真由美さん)。
オールインワンの強力保湿バーム。
唇のみならず、顔全体や手、爪など気になる箇所をダメージから守り、潤いと弾力を与えるマルチバーム。植物オイルなど天然由来成分の香りにも癒やされる。「年齢を感じさせてしまう口角の下がりや唇の縦ジワの予防に、日中はバームをこまめに塗り、ふっくらした状態を維持しています」(ビューティプロデューサー・美香さん)。
荒れやすい唇の集中ケアに。
唇を覆うサイズの極薄ポリエチレンシート。1枚ずつ取り出せるポップアップケース入りで持ち運びしやすく、外出先での緊急ケアにも。「入浴時のスペシャルケアに。リップバームやクリームなどをたっぷり塗ったら、こちらのラップシートで覆ってじっくり浸透させて保湿します」(美容コメンテーター・植村朗子さん)。
濃密なのにベタつかず潤う。
桃の種を刻み油と混ぜて唇をケアしてきたという伝承美容から発想を得て、独自成分HADASEI-3ʀをベースに桃の種から抽出されたトウニンエキスや椿油、3種のローズエキスをブレンドした唇専用マスク。「入浴時のスペシャルケアで、最近主に使うのがこちら。日中はリップクリームとしても使えます」(植村さん)。
リップケアの鉄板アイテム。
保湿、荒れ予防、エイジングケアなどあらゆる手入れを一本に凝縮した万能唇用美容液。肌質やシチュエーションを選ばず使え、美容通にも愛用者が多い。「このリップで保湿は欠かさない&唇より一回り大きく塗っておくのが定番ケア」(メイクアップアーティスト・レイナさん)。「基本は常時タカミリップを愛用。就寝時はその上にバームを重ねることも」(植村さん)。
唇と爪周りの頑固な乾燥に。
なめらかで保湿が持続するのにベタベタしないバーム。「就寝前の唇ケアは欠かせません。ものによっては唇が荒れてしまうのですが、こちらは全く大丈夫。ちょっとしたかさつきは一晩で修復されるし、ミントのスースー感も布団の中で心地よい。しかも爪周りのケアとしても効果絶大」(美容愛好家・野毛まゆりさん)。
●気になる【フェイスライン】【 ほうれい線】 をケア。
舌筋強化で口元のたるみを改善。
ミューイングという、舌の位置を正す運動のための器具。使い方は、上あごに装着し、出てくる唾液を飲み込むだけ。「ミューイングをするとフェイスラインがすっきりします。また口元がリラックスして唾液が出やすくなるおかげでドライマウスにならなくなり、口臭予防にもなっていると思います」(美容ジャーナリスト・小田ユイコさん)。
場所を選ばず表情筋のコリほぐし。
気になる箇所に1秒に2回のペースで圧をかけ、顔の筋肉のコリをほぐすスティック型美顔器。毎日数分間の使用が目安。「これでほうれい線などをポスポス押すと、むくみが和らぎます。顔全体のこわばりも取れて、口元が動かしやすくなります」(ビューティエディター・平輝乃さん)。
●口臭や歯……【口中】 をクリーンに保つ。
口中のあらゆる汚れを徹底オフ。
ブラッシングでは60%程度しか取りきれない、歯間や歯周ポケットの汚れを、独自技術の超音波水流でしっかり除去。また舌磨きノズルで舌表面の汚れも取り除くことができ、総合的なオーラルケアも可能に。「口腔内を清潔に保つことで、長期的なエイジングケアをしています」(ヘア&メイクアップアーティスト・赤松絵利さん)。
マウスウォッシュで口臭、舌苔ケア。
浄化作用に優れる銀水(清掃剤)やタンパク質分解酵素を含むパイナップルエキス(湿潤剤)など、厳選した成分を配合。「人生最高のオーラルケアに出合ってしまった感覚。ごく少量を希釈して口に含むだけで、歯はツルツルピカピカ。口の中のサッパリ感も感動的です」(レイナさん)。
腸内を整えて、口臭もクリーンに。
自分自身が持つ善玉菌を増やし、ベストな腸内環境へ導く乳酸菌生産物質サプリ。食べやすい風味のタブレットタイプは、口の中でゆっくり溶かしながら摂取することで、口内環境も整う。「善玉菌による腸活として取り入れているのですが、口臭予防にも効果的です」(平さん)。
『クロワッサン』1064号より