ARCHIVES
クロワッサン40周年記念号に別冊付録として付属する
「クロワッサン40年の歩み」からいくつかのページピックアップ。
特集内容や実際のページからクロワッサンの歴史を振り返ります。
1979年3月10日 32号
「結婚からの解放」がテーマ。仏映画監督・アニエス・ヴァルダへのインタビューから始まり、読者アンケートによる結婚観の調査など。「結婚」という名の固定観念が女性をがんじがらめに縛っていると告発。
1980年5月10日 60号
女というだけで就職試験すら受験できない時代だった。特集「なぜ、男女雇用平等法ができないのか」（男女雇用機会均等法は’86年に施行）。振り返って現在、本当の意味での平等は実現したか、改めて考えさせられる。
1982年10月25日 119号
「何かを愛する」特集。ハーレクイン・ロマンス、スワローズへの「ほとんどビョーキ的熱愛」。「私だけの風景」では朝吹登水子さんが少女時代を過ごした軽井沢の教会の思い出を語る。
タイトル集
男女の性差を、性をどう考えるか。個として、自分をどう生きるのか。’78年のリニューアル〜’90年代初頭のタイトルを振り返ると、生きづらさの壁にぶちあたりながらも、それをはねのける力強さを感じます。
クロワッサン40年の歩み［女の生き方］編。
クロワッサン40年の歩み「女の生き方」編は4月25日発売のクロワッサン948号に創刊40周年特別の別冊付録として付いているものです。こちらのページで紹介したのはほんの一部。過去のクロワッサンの特集から選りすぐった60ページの特集たちを、ぜひ実際に手にとってご確認ください。