くらし

【あんこもの編】決定版! ジャンル別、手みやげ案内。

相手の顔を思い浮かべながらの手みやげ選びは、思案する時間もまた楽しいもの。手渡した誰もが笑顔になれるひと品を、ジャンルごとにご紹介。今回は、誰もが知る老舗の隠れた名品から気鋭の新作まで、あの人に教えてあげたい5つの生菓子です。
  • 撮影・青木和義 文・日高むつみ

知る人ぞ知るとっておきのあんこもの。

タケノとおはぎの「おはぎ」

1個 180円(税込み)~

2016年にオープンしたおはぎ専門店。定番は店主の“ばあちゃんの味”を再現したこしあんとつぶあん。これにナッツ、栗とラム酒など“本日のおはぎ”が加わる。素材の組み合わせの楽しさ、意外な相性のよさにも驚く。

タケノとおはぎ●東京都世田谷区桜新町1-21-11 TEL:03-6413-1227 営業時間:12時〜18時(売り切れ次第終了) 定休日:月・火曜 都内・学芸大学店もあり。

成城あんやの「生菓子」

上生菓子1個 280円、きみしぐれ1個 250円

大福やかのこ餅で知られる人気店だが季節の上生菓子も手みやげにぴったり。繊細な造形、しっとりなめらかな口当たり、品のよい甘みは職人の腕とセンスの賜物。ほろほろとほどけて卵の風味が広がるきみしぐれもおすすめ。

成城あんや●東京都世田谷区成城6-5-27 TEL:03-3483-5537 営業時間:9時〜20時 定休日:元日

志むらの「日吉(ひよし)だんご」

1個 151円(税込み)

昭和14(1939)年に創業。初代が考案した看板商品「九十九餅(つくももち)」が人気だが、負けず劣らず愛されているのがこちら。よもぎの香りがきいたもっちりと柔らかなだんごを黒文字にさし、小豆の風味豊かなこしあんをたっぷり。

志むら●東京都豊島区目白3-13-3 TEL:03-3953-3388 営業時間:9時〜19時(祝日〜18時) 定休日:日曜

とらや 赤坂店の「残月(ざんげつ)」

1個 303円(税込み)

5世紀にわたり歴史を刻む老舗の赤坂店が今年10月にリニューアルオープン。店内の菓子製造場で作られるのが、赤坂店限定の「残月」。当日に焼き上げられ、生地はしっとり、餡は甘さ控えめ。生姜の風味がきいている。

とらや 赤坂店●東京都港区赤坂4-9-22 TEL:03-3408-4121(代) 営業時間:8時30分〜19時(土・日曜、祝日9時30分〜18時) 定休日:毎月6日(12月を除く) 3階には焼きたての残月を楽しめる菓寮も。

しろ平老舗(へいろうほ)の 「きんかん大福」

1個 178円(税込み)

慶応元(1865)年に創業した名店の人気の品。地元・近江の上質なもち米、羽二重を使った伸びがよく柔らかな生地で、甘さ控えめの白あんと甘露煮にした金柑を包み込んだ。じっくり炊き上げた金柑の程よいほろ苦さと甘酸っぱさが白あんと一体になり、唯一無二の味わいに。

しろ平老舗●滋賀県愛知郡愛荘町愛知川1504-1 TEL:0749-42-2733 営業時間:8時〜18時30分 定休日:木曜 取り寄せ可。 http://www.shirohei.com 

『クロワッサン』985号より

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※ 記事中の商品価格は、特に表記がない場合は税込価格です。ただしクロワッサン1043号以前から転載した記事に関しては、本体のみ(税抜き)の価格となります。

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