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八代目市川染五郎が語る、13歳の焦りとは。

その端正なルックスから、歌舞伎ファン以外の若い世代からも注目を集める八代目・市川染五郎。写真家・操上和美氏が撮り下ろし、襲名までの心の移ろいを語った著書『儚(はかない) 市川染五郎』も話題だ。タイトルに込められた意味や、今後の展望などを教えてくれた。
  • 取材・撮影/クロワッサン オンライン編集部

十代目松本幸四郎を父に持つ歌舞伎界のサラブレッドであることに加え、その端正なルックスで、世間の話題をあっという間にさらった、八代目市川染五郎。
2018年11月に上梓した、『儚(はかない) 市川染五郎』では、四代目松本金太郎時代から、八代目市川染五郎を襲名までの決意や、父・十代目松本幸四郎からの手紙、将来演じたい役など、今の染五郎の魅力をあますことなく伝える一冊になっている。

染五郎自身も、「襲名する前と後の変化を(この本で)見てもらいたい」と語り、襲名披露中に訪れた声変わりの苦労なども綴られている。

本のタイトル『儚』は、「舞台というのは、同じ舞台というのがなく、儚さを感じている。そこから今回のタイトルをつけました」と、染五郎本人が名付けた。著書の中では一番好きな言葉とも紹介されている。

現在は歌舞伎十八番のひとつ、勧進帳の武蔵坊弁慶役を演じたいと語る染五郎。
「祖父(二代目松本白鸚)は16歳の時に初舞台を踏んでいる。僕は現在13歳なので、少し焦りを感じています。弁慶は歌舞伎の難しい部分が全て詰まったような役で、演じるには体力的にももう少し蓄えないといけない」と、意欲的だ。

今後は父・十代目松本幸四郎のように、新作歌舞伎で使用する曲を作ってみたいと話し、13歳の若手歌舞伎役者の夢はまだまだ膨らんでいく予感を感じさせた。

1月25日発売、クロワッサン990号では、なんと6Pにもわたり、スペシャルインタビュー&撮り下ろしカットを掲載。13歳のみずみずしい魅力を紹介します。どうぞお楽しみに!

市川染五郎が描いた、勧進帳の武蔵坊弁慶。制作の模様は著書の中でも紹介されています。
市川染五郎が描いた、勧進帳の武蔵坊弁慶。制作の模様は著書の中でも紹介されています。

『儚 市川染五郎』(講談社)
定価:1,944円

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