【あなたの家は大丈夫?】該当数が多いほど要注意!家のニオイ度チェックリスト。 | トピックス | クロワッサン オンライン
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【あなたの家は大丈夫?】該当数が多いほど要注意!
家のニオイ度チェックリスト。

どこのお宅でも、その家独特のニオイがふわりと漂っているもの。

「たとえば、まったく同じ間取りの物件が並んでいるマンションでも、『家のニオイ』は一軒ずつ違います」と、住宅アドバイザーの藤原千秋さん。

 

同じ間取りの家でもニオイは違う。それは、カビの種類が異なるせい。

「そのニオイ、実はカビが原因の場合が多いのです。各戸で違うニオイがするのは、カビの種類が異なるから」

住んでいる人の数や年齢、洗濯物を部屋干しするかどうか、窓を開ける習慣があるか、まめにふとんを干しているか、ほかの生活習慣や日用品の種類など、たくさんの要因が絡み合い、異なるカビが発生するといいます。

「意外にも寝室が、家のニオイの元になりがちです。忙しいライフスタイルの中でふとんをつい放置しがちになり、寝具だけでなく、ベッドの枠やマットレスの裏などにもカビが発生してしまうのです。ふとんはまめに干すのが一番ですが、難しければふとん乾燥機やふとん掃除機で、可能なら毎日、最低でも週に1度はケアをするのがおすすめです」

家の中に漂うカビのニオイは、「必ずしも掃除のサボタージュによるものではありません」と藤原さん。家が立っている場所の標高が低い、暗渠(あんきょ)と呼ばれる埋設またはふたをされた水路が近くにあるなど、カビの出やすい立地もある。チェックリストを参考にしてみて。

家のニオイ度チェックリスト。該当数が多いほど要注意。

□毎日6時間以上窓を閉めて出かけている。
□キッチンや浴室の換気扇は1日数時間しか回さない。
□家の老朽化やメンテナンスの不備が気になっている。
□部屋の日当りがあまり良くない。
□げた箱には靴がぎゅうぎゅうに詰まっている。
□ふとんは滅多に干さず、シーツも洗わない。
□トイレのマットやカバーは滅多に洗わない。
□家の近くに川や、暗渠がある。
□家が標高の低い場所に立っている。

 

空気清浄機では、湿気は抜けない。今の住宅は、意識的に換気するべし。

藤原さんによれば、現代の住宅は気密性が高く、カビの生えやすい造りになっているといいます。

「気密性が高いため、中に湿気がたまってしまいます。イメージしていただきたいのは密閉容器です。私たちは生活しているだけで、湿気をたくさん出しています。それが、密閉容器のような状態の家にこもってしまうのです」

 対して昔の日本の住宅は、すき間のある木造家屋で、たとえるなら木製や竹製の弁当箱。窓を開けなくても、内と外でいくらか空気が通っていた。では現代、どうしたらいいのでしょうか、藤原さんは一言ずばり「換気です」。

「空気清浄機を使えばいいと思う方も多いでしょうが、それでは湿気は抜けません。一般的に、よほど空気の悪い場所でない限り、カビの胞子やほこりは屋内より屋外のほうが少ないです。つまり、外よりも家の中の空気のほうが汚れているのです。梅雨時でも、屋外のほうが湿度が低い日はあります。また、加湿器を使っている方は、雨の日は換気のチャンスと思って窓を開けてください。加湿しなくても、適度に湿った空気が入ってきます」

 

◎藤原千秋さん 住宅アドバイザー/住まいに関する記事を専門に執筆。私生活では3児の母。『この一冊ですべてがわかる!家事のきほん新事典』(朝日新聞出版)監修。

 

『クロワッサン』903号(2015年6月25日号)より

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