「置き直す」だけで部屋が3倍広くなる! リビング実践編。
「問題部屋と、問題部屋の影響を強く受けている部屋を片づけましょう」と、整理収納アドバイザーのすはらひろこさん。
「問題部屋」の見つけ方についてはこちら。今回はリビングに着手です。
部屋はパッと見て、床や壁の面積が広いほうが空間自体が大きく見えるといいます。
「本、ワークブック、バッグ、洋服、子ども部屋にあるべきものは子ども部屋に戻しましょう。そして、リビングの大物の移動に着手してください」

いろいろな人のいろいろなモノが散乱しているリビングダイニング。

TVの両サイドをスッキリさせたら、ホントに3倍広い部屋に。
1.まずソファです!使用していないなら、寝室に。

「寝室だったら、ちょっと寝っころがるのにもちょうどいいね」
2.この、物置きになっているマッサージチェアは窓際に。

「これもパパ、もうたまにしか使っていないんだよね」

「窓際に置き直そうか。たまに使うのにベストだね」
3.ドーンと縦置きのテーブルは横置きに変えてみる。

「横置き」にしてなるべく窓に寄せたほうが、部屋が広く見えます」

「本当ですね、縦置きだとリビングをかなり侵食していましたね」
4.部屋の隅を空けるようにすると、さらに広々。

「部屋の隅を暗い色のもので覆わないようにしましょう」

まず、熱帯魚の水槽を、向かって左側のローテーブル脇に移動。

そしてTVを移動。「TV下のボード、がら空きだった。もったいない」

ではではローテーブルの上の野球マンガをコミックケースにまとめまして…。

TVの下に収納すればよかったんだ。「ここなら家族みんなで読みやすいよ」
実にあっという間! リビングが2時間できれいになりました。
「置き直し」整理法、子ども部屋実践編はこちら。
◎すはらひろこさん・整理収納アドバイザー/インテリアの知識をいかした収納法が好評。ALL Aboutで収納記事を連載。「整理収納講座も多数開催。著書に『風通しのいい片づけ』等。
『クロワッサン』898号(2015年4月10日号)より
